秘録 首斬り館 〜逐電屋藤兵衛〜
『秘録 首斬り館 〜逐電屋藤兵衛〜』(ひろく くびきりやかた ちくでんやとうべえ)は、1989年5月12日にBIT2より発売されたMSX2用アドベンチャーゲーム。 概要1990年にナグザットよりPCエンジン移植版である『逐電屋 藤兵衛』が発売された。 PC-8801シリーズへの移植も告知されていたが、未発売に終わっている。 1995年、ウェンディマガジンより発売されたPC98版は18禁となり、タイトルも『逐電屋藤兵衛 秘録 恥辱乃館』と改められている。 ゲーム途中で身元不明の死体のモンタージュを作成する場面があり、輪郭・目鼻口等を選択し人相書きを作成するイベントが発生する。ただしここで誤った人相書きを作成してしまうとゲームが進まなくなり手詰まりとなってしまい、最悪の場合やり直しとなってしまう。 この他にも会話を最後まで聞いていなかった場合に序盤まで話を戻されてしまうというトラップや、選択ミスにより主人公が死亡するイベントも幾つか用意されている。 あらすじ表向きは貧乏浪人の・藤兵衛。しかし裏の顔は圧政に喘ぎ江戸から脱出する者の手助けを生業とする逐電屋である。その彼に一件の依頼が舞い込む、それをきっかけに奇怪な事件に巻き込まれるのであった。 登場人物
移植版
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」での合計23点(満40点)[2]、『月刊PCエンジン』では75・75・75・75・80の平均76点(満100点)、『マル勝PCエンジン』では6・6・7・7の合計26点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.27点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で377位(485本中、1993年時点)となっている[1]。
脚注
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