秋北バスターミナル
秋北バスターミナル(しゅうほくバスターミナル)は、秋田県大館市片町7番地のホテルクラウンパレス秋北内に存在したバスターミナルである。2013年(平成25年)10月1日に廃止された。 概要大館市役所の南隣りにあり、大館市の中心部に位置する。市内を発着するバスは、高速バス・リムジンバス・路線バス・循環バスを問わずすべてのバスが経由する大館市内で最大のバス停留所であった。 乗り場は各方面ごとに1 - 5番線に分かれており、バス到着の案内は5番線の入り口付近で係員が目視で確認し案内していた。5番線側には駐車場、1番線側にはタクシー乗り場(兼秋北タクシー待機所)があり、ホテルクラウンパレス秋北には、1番線側から連絡していた。 開業した当時は、施設内に娯楽施設(ボウリング場・パチンコ)・レストラン・スーパー・書店・秋北バスの定期券回数券発売所などがあり、その他近隣にもデパートや商店街が控えていて便利な面があった。しかし、近年商業施設の郊外化に伴い施設内のテナントの多くが撤退または廃業し、人口の減少、車社会への変遷もあってバスを利用する人も1969年(昭和44年)をピークに2013年現在では8分の1にまで大幅に減少している[2]。 沿革1973年、秋北バスが併設の秋北ホテル(現在のホテルクラウンパレス秋北)と同時に本社(当時)を建て替えて開業した[1]。 2003年には併設する秋北ホテルをホテルマネージメントインターナショナル (HMI) に譲渡し、ホテルの名称がホテルクラウンパレス秋北に改称された。この時からバスターミナル施設を秋北バスが HMI から年間1000万円弱で借り受けて運営していた。しかし、前述の通りバスターミナルの利用客の減少により、2013年(平成25年)10月1日に当バスターミナルを廃止した[2][3]。 バス路線廃止時点廃止時点(2013年9月30日)のバス路線。
廃止後の代替バス停バスターミナルの廃止にともない、各路線は以下の通り経路の変更を行い、路線によって新規バス停を設置して対応した[4]。
廃止時点で施設にあった主な店舗
周辺施設
脚注
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