福岡国税局(ふくおかこくぜいきょく)は、福岡県福岡市博多区にある国税庁の地方支分部局で、福岡県、佐賀県、長崎県の3県を管轄している。
組織
- 局長
- 総務部
- 総務課、人事第一課、人事第二課、会計課、企画課、厚生課、事務管理課、税務相談室、国税広報広聴室、税理士監理官、営繕監理官
- 課税第一部
- 課税総括課、個人課税課、資産課税課、資料調査課、審理官、資産評価官、国税訟務官
- 課税第二部
- 法人課税課、消費税課、資料調査課、酒税課、鑑定官室、酒類業調整官
- 徴収部
- 管理運営課、徴収課、特別国税徴収官、特別整理第一部門〜特別整理第三部門、国税訟務官
- 調査査察部
- 調査管理課、特別国税調査官、調査第一部門〜調査第五部門、査察管理課、特別国税査察官、査察第一部門〜査察第四部門
- 税務署(31署)
歴代福岡国税局長
福岡国税局長は東京国税局長と大阪国税局長以外の国税局長(札幌、仙台、関東信越、金沢、名古屋、広島、高松、熊本)とともに政令で規定される指定職2号の役職である。財務省主税局参事官、財務省外局である国税庁部長(課税、徴収、調査査察)、税務大学校副校長と同様である。
歴代福岡国税局総務部長
氏名 |
在任期間 |
前職 |
後職
|
上良 睦彦 |
2017年7月 - |
国税庁長官官房企画課情報技術室長 |
国税庁長官官房参事官
|
北村 厚 |
2018年7月 - |
国税庁課税部資産評価企画官 |
国税庁課税部課税総括課審理室長
|
剱持 敏幸 |
2019年7月 - |
名古屋国税局課税第一部長 |
国税庁長官官房国際業務課長
|
児島 範昭 |
2020年7月 - |
国税庁長官官房参事官 |
大阪国税局総務部長
|
渡邊 秀雄 |
2021年7月 - |
国税庁課税部資産評価企画官 |
|
税務職員採用試験は高等学校学習指導要領においてあらかじめ簿記会計学を修得している商業高等学校卒業者等を採用している。国税専門官採用実績大学は旧帝国大学早慶(大蔵国税三田会[1])等を幅広く採用している。租税教育については商業高等学校生徒等を対象に租税教室や職場体験(インターンシップ)を行っている。
管内税務署
福岡県
佐賀県
長崎県
問題
久留米税務署において、2012年度以降に所得税の控除額を誤って高く計算したまま過少申告した納税者約2,000人について、修正申告を求めていなかったことが、2014年9月に明らかになった。一部の担当職員が、書類を見落としていたことが原因と見られている[2]。
脚注
- ^ 「最強の学閥パワーを解剖する 慶應義塾の人脈と金脈」、p133、『文藝春秋』2023年11月号
- ^ 所得税申告修正2000人に連絡せず 久留米税務署、12年以降 日本経済新聞 2014年10月11日
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
福岡国税局に関連するカテゴリがあります。
外部リンク