神戸スカイブリッジ

神戸空港連絡橋
神戸スカイブリッジ
基本情報
国	日本
所在地	兵庫県神戸市
座標	北緯34度38分51.0秒 東経135度13分49.0秒
構造諸元
形式	7径間連続鋼床版箱桁 ゲルバー鋼床版箱桁2連
全長	〈道路橋〉1187.6m 〈新交通〉1015.3m
幅	〈道路橋〉16.70m 〈新交通〉7.45〜7.58m
最大支間長	160m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式

神戸スカイブリッジ（こうべすかいぶりっじ）は、兵庫県神戸市中央区にあるポートアイランドと神戸空港間に架かる神戸新交通ポートアイランド線（通称ポートライナー）と道路との併用橋である。正式名称は神戸空港連絡橋で、神戸スカイブリッジは公募による愛称である[1]。

概要

2006年（平成18年）2月2日に開通した大阪湾を渡る橋長1187.6mの橋梁であり、最大支間長160mの7径間連続鋼床版箱桁と2連のゲルバー単純鋼床版箱桁で構成されている。 本橋梁は、東側に片側1車線の車道と歩道が通っており、西側にポートライナーが通っている。なお、橋桁は道路とポートライナーでは別々だが、橋脚は共用している。ポートライナーは計算科学センター駅と神戸空港駅との間で本橋梁を渡る。

本橋梁の架設にあたっては、以下の工夫を行っている。

• 埋立地の地盤変位を考慮して、側径間にゲルバー単純鋼床版箱桁を採用。
• 道路橋と鉄道橋を連結・一括架設することにより、耐震性・耐風性の向上および工期の短縮、工費の削減を図る。
• 大地震を考慮し、両端部走行路におけるジョイントに大伸縮装置を設置。
• 上記に加え、可動沓・可動ゴム沓によるジョイント部での分散・吸収による列車の走行性・安全性を確保。

脚注

1. “神戸空港及び連絡橋の愛称並びに神戸空港のシンボルマークの決定について” (PDF). 神戸市 (2005年6月3日). 2011年11月8日閲覧。

参考文献

• “虹橋 No.70” (PDF). 社団法人 日本橋梁建設協会. p. 12 (2006年1月). 2011年11月8日閲覧。
• 切り替えて次世代につなぐ－神戸新交通ポートアイランド線延伸事業－ - 平成17年度土木学会関西支部技術賞

関連項目

• 神戸港
• ポートアイランド
• 神戸空港島
  • 神戸空港
    • 神戸空港海上アクセスターミナル
• 箕島大橋、新北九州空港連絡橋、関西国際空港連絡橋、セントレア大橋、中部国際空港連絡鉄道橋 - 同じく海上空港と本土を結ぶ連絡橋。