神州一味噌
神州一味噌株式会社(しんしゅういちみそ)は、東京都渋谷区恵比寿に本社を持つ味噌メーカーでサッポロホールディングスの子会社である。 沿革
事業所
商品味噌だしなし味噌
だし入り味噌
即席カップみそ汁
即席みそ汁
お徳用タイプ
フリーズドライ
フリーズドライ春の七草
防災食
宣伝キャラクターみ子ちゃん「神州一味噌」のイメージキャラクターの「み子ちゃん」は、赤の地に大きな花柄の和服を着て、黒いもんぺ様のパンツを穿き、黄色いちゃんちゃんこを羽織り、頭頂部で2つのこぶに結わいた髪には左に赤いツバキ様の花をつけている。動きのないものは、正座をしている女の子の姿である[6]。 これは、洋画家の西原比呂志が描いたもので、登場直後は絵のみで名を持たなかったが、1962年(昭和37年)、テレビCMおよび新聞広告で大規模に公募され[7]、正式に「み子ちゃん」とネーミングされた[6]。 しんちゃんもうひとつのキャラクター「しんちゃん」は、「み子ちゃん」の弟で、同様に西原の筆による。いがぐり頭で、紺の絣の着物に姉同様の黒いモンペ様のパンツと黄色いちゃんちゃんこを着けた男の子の姿である。縄を用いた「電車ごっこ」に興じる姿が定番である[6]。命名の経緯も姉同様である[7]。 諏訪湖畔にたたずむ「み子ちゃん」と「しんちゃん」の描かれた幅約4mもの大きなタイルモザイク画が存在する。1967年に製作され、「正門の移転によりいずれ取り壊される」[8]と報道されたが、移転したのは本社屋で、それと同時にタイルモザイク画も移転した[9]。 テレビCM1955年前後という民間テレビ放送の創成期、すでに「み子ちゃん」と「しんちゃん」の登場するテレビCMが白黒のアニメーションで制作されていた。また、汽車で運ばれてくるイメージを訴える「シュッシュポッポ」で始まるCMソングは、「神州一味噌」の名を広めた[10]。 笑点初代スポンサー1966年5月15日、日本テレビの演芸番組『笑点』の放送開始にあたり、龍角散とともに初代のスポンサーとして名を連ねている。同番組では、セットにスポンサー企業とその宣伝文句を添えた看板が掲げられていた時期があった。その当時、右側には「み子ちゃん印・しんちゃん印 神州一味噌」、左側には「ゴホン!といえば 龍角散」であった(笑点40周年記念本P29参照)。 その後、1968年5月、同番組の放送開始時間が「16:30」から「17:20」に変更された際に降板した(このとき代わりに入ったのが、2011年11月現在も笑点のスポンサーとして名を連ねているサントリーである)。 関連項目脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia