神前駅(こうざきえき)は、和歌山県和歌山市神前にある和歌山電鐵貴志川線の駅。駅番号は04。
和歌山市郊外にある小さな停留所である。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。駅舎を持たず、駅の設備としてはホームと上屋を有するのみ。ホームと外とはホームの端の階段で連絡している。
無人駅で、自動券売機や自動改札機などは設置されておらず、スルッとKANSAI対応のカードも使用できない。
貴志川線の各駅は南海時代、様々な時期に駅名標が交換されたため、駅名標の様式が数種類ある[注釈 1]。この内、毛筆体の駅名標が残るのは当駅のみとなっていたが、和歌山電鐵転換後に新しいものとなっている。
利用状況
2020年(令和2年)度の調査結果では、1日平均乗降人員は607人である。
各年度の1日平均乗降人員は下記の通り[1][2]。
年度 |
1日平均 乗降人員
|
1980年
|
1,040
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1985年
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896
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1990年
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929
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1995年
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948
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2000年
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1,069
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2001年
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1,032
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2002年
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776
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2003年
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760
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2004年
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741
|
2005年
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729
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2006年
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742
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2007年
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742
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2008年
|
740
|
2009年
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727
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2010年
|
725
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2011年
|
721
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2012年
|
715
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2013年
|
756
|
2014年
|
755
|
2015年
|
672
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2016年
|
638
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2017年
|
628
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2018年
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604
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2019年
|
575
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2020年
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607
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2021年
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610
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駅周辺
この駅は和歌山市郊外の田園地帯にあるが、まだこの駅の周辺は開けており、民家なども多い。特にこの駅の北東には和歌山市営の岡崎団地がある。
この駅の東側にある標高102.2 mの福飯ヶ峯の南側を貴志川線は迂回し、この駅から交通センター前駅まで弧を描くように進む。貴志駅方面列車なら左側、和歌山方面列車なら右側の車窓に福飯ヶ峯は見える。なおこの駅からまっすぐ西へ2 Kmほど進むと紀勢本線(きのくに線)の宮前駅がある。
かつては和歌山県道136号沿いに和歌山バス「神前」停留所があり、95系統(亀川線(JR和歌山駅 - 海南藤白浜))が経由していたが、同路線は2012年(平成24年)9月30日をもって廃止した。現在は同停留所を経由する路線は存在しない。
その他
隣の駅
- 和歌山電鐵
- ■貴志川線
- 日前宮駅 (03) - 神前駅 (04) - 竈山駅 (05)
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク