石橋史匡
石橋 史匡(いしばし ふみまさ[1][2]、Fumi Ishibashi、1983年9月11日 - )は、日本の群馬県前橋市出身の元プロ野球選手(捕手)。現在は、MLBのロサンゼルス・ドジャース傘下にてドミニカンサマーリーグの監督を務めている。 経歴プロ入り前中学卒業後に、東京農業大学第二高等学校に進学した[3]。 高校2年まではベンチだった[3]。高校3年で先発捕手となったものの、目立った活躍をすることはなかった[3]。 2002年9月に、アメリカ合衆国のロサンゼルスにある短期大学に進学した[3]。 プロ入り2005年に、独立リーグであるゴールデンベースボールリーグのジャパン・サムライ・ベアーズに入団した[3]。ここでは、67試合に出場し、打率197、35安打を記録した[4]。しかし、チームは1年で解散となった[3]。 その後は、ロサンゼルスで斎藤隆などの自主トレーニングを行なう日本人選手の練習を手伝っていた[3]。 2007年に、ビザが切れたため帰国した[3]。この年は、クラブチームの岩手21赤べこ野球軍団でプレーしていた[3] 2008年は、独立リーグであるベースボール・チャレンジ・リーグの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの内定が決まっていたが、再渡米している[3]。トライアウトを受けロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ[3]。しかし、傘下アドバンスAのインランド・エンパイア・シックスティシクサーズでの2試合の出場のみだった[4]。 現役引退とその後2009年のキャンプ時に、引退勧告を受けた[3]。その後は、ブルペン捕手としてチームに残った[3]。傘下に所属していた日本人選手の通訳も務めた[3]。また、コーチの手伝いや、ユニフォームの洗濯などスタッフの仕事にも協力していた[3]。 その後、2012年に、メジャーのブルペンキャッチャーに内部昇格、翌2013年にブルペン捕手を解任され、2014年からパートタイム契約でルーキーリーグのコーチの見習いとなった[3]。 シーズンオフの11月に球団のフロント陣が刷新したのに伴いマイナー部門の担当者も一新され、マイナーリーグ担当部長に就任したゲーブ・キャプラーからコーチ就任の打診メールを受け取り[3]、2015年1月12日に、正式に球団からアドバンスルーキーリーグに加盟する傘下球団オグデン・ラプターズのコーチに就任された事が発表された[5]。これは日本人として初となるフルタイム契約での採用であった[3]。 2016年には同じくドジャース傘下、A+級グレートレイクス・ルーンズのコーチに昇格、以降翌2017年まで務めた[6]。2018年度は再度オグデン・ラプターズコーチとしてオファーを受けていたものの、ドジャースのブルペン捕手不足という球団事情により、2013年以来となるブルペンキャッチャーに就任しメジャーに同行する事となった[7]。2019年はドジャース傘下にて日本人としては初となるドミニカンサマーリーグにおいて監督に就任した。 脚注
外部リンク
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