石巻市立雄勝小学校(いしのまきしりつ おがつしょうがっこう)は宮城県石巻市にある公立小学校。
沿革
(旧)石巻市立雄勝小学校
- 1873年(明治6年)5月2日 - 上雄勝50番地に第7大学区第2中学区80番小学校として開校。
- 1889年(明治22年)6月13日 - 雄勝尋常小学校を十五浜尋常小学校に改称。同時に名振・船越・立浜の各小学校を廃し、当校の分教場名振・船越・大須・桑浜・立浜・水浜の六校とする。
- 1893年(明治26年)1月 - 水浜分教場落成。
- 1896年(明治29年)6月15日 - 明治三陸地震による大津波(約4.3m)が来襲し、本校舎倒壊。天雄寺などで分散授業を行う。
- 1898年(明治31年)9月 - 現在地(当時の小渕38番地)に木造二階建て校舎を新設。
- 1901年(昭和34年)5月7日 - 各分校の名称を変更(名振分教場→第一分教場、船越分教場→第二分教場、大須分教場→第三分教場、桑浜分教場→第四分教場、立浜分教場→第五分教場、水浜分教場→第六分教場)。
- 1915年(大正4年)4月4日 - 名称を雄勝尋常高等小学校と変更。
- 1926年(大正15年)7月1日 - 青山訓練所を併置。
- 1933年(昭和8年)3月3日 - 三陸大津波来襲(6教室床上1.2m浸水。校庭に船があがる。)
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 町村制施行に伴い、十五浜村は雄勝町と名称を変更。国民学校令により雄勝国民学校に改称。
- 1945年(昭和20年)8月10日 - 雄勝町艦載機により空爆をうける。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により、雄勝町立雄勝小学校に改称。
- 1949年(昭和24年)8月8日 - 校歌制定発表会。
- 1949年(昭和24年)11月11日 - 水浜分教場が分離独立し、水浜小学校となる。
- 1952年(昭和27年)- 雄勝町教育委員会が発足。
- 1960年(昭和35年)5月24日 - チリ地震津波(約4.3m)来襲。5月26日まで臨時休校措置をとる。なお、罹災した児童は207名。
- 1966年(昭和41年)10月6日 - 新校舎落成。
- 1967年(昭和42年)11月13日 - 赤痢集団感染。
- 1971年(昭和46年)5月15日 - プール落成式挙行。
- 1974年(昭和49年)5月8日 - 完全給食実施。
- 1978年(昭和53年)3月15日 - 屋内運動場落成。
- 1978年(昭和53年)3月 - 全教室にカラーテレビを設置。
- 1983年(昭和58年)5月 - 屋外大時計設置。
- 1985年(昭和60年)12月 - ミニバスケット県大会で優勝し、東北大会に出場する。
- 1988年(昭和63年)3月26日 - ミニバスケット東北大会に出場する。
- 2002年(平成14年)4月1日 - 水浜小学校と統合。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 広域合併により石巻市立雄勝小学校に改称。
- 2011年(平成23年)
- 2013年(平成25年)4月1日 - 石巻市立船越小学校と統合。学区から13km離れた石巻市相野谷字五味前上40にある石巻北高飯野川校地内の仮設校舎にて教育活動を開始[1][2]。
- 2017年(平成29年)3月31日 - 閉校[3][4]。
(新)石巻市立雄勝小学校
学区
旧雄勝小学校
- 雄勝町分浜
- 雄勝町水浜
- 雄勝町雄勝
- 雄勝町伊勢畑1丁目
- 雄勝町上雄勝1丁目・2丁目・3丁目
- 雄勝町下雄勝1丁目・2丁目・下雄勝3丁目
- 雄勝町明神
- 雄勝町小島
- 雄勝町大浜
- 雄勝町立浜
- 雄勝町船越
- 雄勝町名振 [6]
旧大須小学校
卒業後
歴代校長
明治期
- 初代:岡政秀
- 2代:阿部敬三
- 3代:小山良助
- 4代:三田米太郎
- 5代:藤田彬郎
- 6代:久保信安
- 7代:遠藤政平
- 8代:上野小兵衛
- 9代:菅原秀三
- 10代:小室源内
- 11代:菅原秀三(9代も兼任)
- 12代:佐藤本治郎
大正期
- (12代:佐藤本治郎)
- 13代:高橋哲郎
- 14代:遠藤達治
昭和 戦前期
- (14代:遠藤達治)
- 15代:小山憲三郎
- 16代:森松之介
- 17代:高橋褜松
昭和 戦後期
- 18代:鈴木喬
- 19代:鈴木貞
- 20代:小田捷太郎
- 21代:田代真澄
- 22代:小泉誠
- 23代:佐々木誠吾
- 24代:岩渕哲
- 25代:今野嘉一
- 26代:門間久仁男
- 27代:山路勤
- 28代:佐々木啓治
- 29代:加藤正志
- 30代:志村武彦
- 31代:阿部長平
- 32代:蜂谷昭
平成期
- 33代:及川幹郎
- 34代:末永俶行
- 35代:安倍捷三
- 36代:長沼秀一
- 37代:佐藤正博
- 38代:齋藤雄哉
- 39代:久道進
- 40代:山下克郎
- 41代:土井正弘
- 42代:遠藤潔
- 43代:菅原美樹
令和期
なお、歴代校長は2020年12月現在[8]。
脚注
関連項目
外部リンク