田鍋友時
田鍋 友時(たなべ ともじ、1895年〈明治28年〉9月18日 - 2009年〈平成21年〉6月19日)は、かつて男性長寿世界一であった宮崎県の男性。エミリアーノ・メルカド・デル・トロの死去以来、世界最高齢男性となり、ギネスブックに認定された。 人物宮崎県都城市生まれ。市役所に土木技師として務めた後、農業を営んでいた[1]。亡くなった時点で子供が8人(5男3女)、孫が25人、曾孫が53人、玄孫が7人いた。新聞を読むのが日課で、日記を何十年も付け続けていたという。好物は牛乳で、毎日午後3時に飲む習慣は欠かさない[2]。自身の長寿の秘訣は、たばこを吸わないこと、焼酎(酒)を飲まないことだという[3]。晩年は五男夫婦と3人で暮らしていた。 2006年6月12日、鹿児島県の徳田二次郎の死去により、110歳で国内男性最高齢となる。 2007年に112歳の誕生日を迎えた際、「何歳まで生きたいか」との質問に「無限です」と答えたという[4][5]。2008年の113歳の誕生日でもあと何年生きたいかという問いに対し「まだ死にたくはない」と答え、健在ぶりをアピールした[6]。 2009年6月19日午前5時に慢性心不全のため死去[7]。享年115(113歳没)。同年5月頃から体調を崩していた[8]。彼が亡くなったことにより、国内男性最高齢は木村次郎右衛門(厚生労働省、2009年6月20日)[9][10]、男性の世界最高齢者はイギリスのヘンリー・アリンガムとなった[11]。 脚注
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