田村神社 (郡山市)
田村神社(たむらじんじゃ)は福島県郡山市田村町にある神社である。坂上田村麻呂が建立した鎮守山泰平寺が始まりと伝えられる。 歴史坂上田村麻呂が東夷征伐の際に鎮守山泰平寺を建立し、本尊として大元帥明王像を安置。これが田村神社の元となる。厨子は安土桃山時代、本殿は江戸時代初期に建築された[1]。 1689年(元禄2年)4月29日には松尾芭蕉と曾良が訪れ、その様子が曾良の日記に記されている。 1836年(天保7年)10月23日には安積艮斎が訪れている[1]。 明治時代、神仏分離令により田村神社と改称。その際に仏具は近くの円通寺に移されたが、その後、田村神社が返還要求を出したことで裁判となり、仏具は田村神社に返還、祭事は円通寺が行なうという条件で和解し、現在に至る。 文化財建造物
その他
祭礼山中祭りかつては旧暦6月13日、6月14日、現在は7月の第3土曜日、日曜日に行なわれる。周辺に露天が並び、神社の祭礼や山中太鼓、豊年踊りなどが行なわれ、餅などがふるまわれる他、廃仏毀釈前の旧鎮守山泰平寺の秘仏である聖観世音菩薩像や大元帥明王像などの開帳が行われることもある[2]。 紅葉ライトアップ11月の紅葉の時期には氏子や信徒会、田村町観光協会などにより、表参道や東参道にて紅葉のライトアップが行われる[3]。 その他1月13日や旧暦6月13日に大元帥明王や聖観音菩薩像の御開帳がある他、旧暦11月3日にも例大祭が行われる。 交通鉄道乗用車その他
脚注
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