田村丈
田村 丈(たむら じょう、1992年11月20日 - )は、兵庫県尼崎市出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。アメリカンフットボール選手(ワイドレシーバー)。 経歴プロ入り前関大北陽高校では1年まで内野手をやっていたが、2年になって投手に転向した[1]。甲子園出場はなし。 関西学院大学では1年時から登板機会があったが、その後は腰のケガなどもあって戦線を離れる期間が長く[1]、リーグ通算は11試合に登板、0勝2敗、防御率3.57。4年時に横浜DeNAベイスターズと広島東洋カープの入団テストを受験したが、不合格となった[2]。その後大学を留年してトレーニングジムに通い、再び横浜DeNAベイスターズの入団テストを受験し合格[1]。2015年のプロ野球ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから育成3巡目指名を受け、11月15日に支度金300万円、年俸360万円で(金額は推定)で仮契約した[3]。背番号は「103」。 DeNA時代2016年、2軍で8試合に登板し2勝1敗、防御率4.09[4]。 2017年、主に先発として2軍で18試合に登板し3勝8敗、防御率4.78だった。 2018年、中継ぎに転向すると、2軍戦で好投を重ね、7月26日に支配下登録されることが発表された[5][6]。背番号は「92」。8月1日に一軍登録されると、対読売ジャイアンツ16回戦(横浜スタジアム)で一軍デビューを果たした。 2019年、一軍登板がなく、10月1日に戦力外通告を受けた。10月21日に現役引退を表明した[7]。 現役引退後2020年からは、横浜DeNAベイスターズが運営するベースボールクラブのコーチに就任[8]。それと並行して、国吉佑樹の自主トレに参加するなどして筋肉トレーニングを行っていた。 2021年7月2日、自身のInstagramにおいて選手時代を含めて5年半在籍した横浜DeNAベイスターズを退社した事を発表。 アメリカンフットボール転向2021年、元DeNAでイコールワン福岡SUNSのチーム関係者である山下峻からの推薦を受けトライアウトを受験し、合格[9]。ワイドレシーバーとしてチームに加入した[10]。背番号はベイスターズ時代と同じ「92」。 9月11日のXリーグ第2節のアズワンブラックイーグルス戦で初レシーブを記録、14ヤードを獲得した[11]。 野球選手としての特徴・人物最速151km/hのストレートと、フォークなどが持ち球[12]。 入団テストでは50メートル5秒6をマークするなど[2]、野手を含めてもチーム1、2を争うほどの俊足の持ち主[13]。関西学院大学時代の後輩の近本光司も「丈さんには負けてました」と話している[14]。 また、アメリカンフットボール転向した際に関西学院大学在学時代にアメリカンフットボール部からスカウトを受けていた事を明かした[要出典]。 詳細情報年度別投手成績
記録背番号脚注
関連項目外部リンク
|