田島照久 (デザイナー)
田島 照久(たじま てるひさ、1949年 - )は、日本のアート・ディレクター、グラフィックデザイナー、写真家。デザイン・プロダクション「Thesedays」主宰。 来歴1949年、福岡県に生まれる[1]。多摩美術大学グラフィック・デザイン科卒業[1]。 大学卒業後、CBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)に入社し、ソニーレコード・デザイン室に勤務する。矢沢永吉やマイルス・デイヴィスのジャケット・デザインを担当[1]。1980年にソニーを退社しフリーランスとなり、自身のデザイン・プロダクション「Thesedays」を設立。 その後、浜田省吾や尾崎豊を始めとする数多くのアーティストのジャケット・デザインを担当[1]。音楽関係以外でも、ポスターや広告、カレンダー、写真集、小説や文庫本の装丁など幅広い分野の仕事を手掛けている[1]。 アニメ分野でも数多くの作品のデザインを担当しており、『攻殻機動隊』シリーズや『機動警察パトレイバー』シリーズ、ガンダム関連の作品も手掛ける[1]。コミックスでは井上雄彦の『バガボンド』全巻の装丁も担当。 また、早い時期からコンピュータを使ったデジタル・デザイン、デジタル・フォトグラフィーにその表現分野を拡げ、1994年に世界初のCGによる恐竜写真集「ディノピクス」を発表、欧米でも出版される[1]。近年は自身による小説も執筆している。 浜田省吾とは1980年のアルバム『HOME BOUND』で仕事をして以来、ほぼすべての作品のデザインを担当しており、30年以上の付き合いとなる。1995年には浜田の写真集『ROAD OUT』を出版した他、2009年には浜田省吾を題材にした展覧会「浜田島」を開催している。 主な作品音楽関係
アニメ関係
ロゴマーク
装丁脚注
外部リンク
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