田子テレビ中継局

田子テレビ中継局(たっこてれびちゅうけいきょく)は、青森県三戸郡田子町に置かれているテレビ中継局である。

なお、本項では田子町西部に置かれていた西田子中継局とNHK青森放送局ラジオ中継局についても併せて記述する。

田子テレビ中継局

デジタルテレビ放送

リモコン
番号
放送局名 チャンネル
番号
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 RAB
青森放送
47 3W 12.5W 水平偏波 青森県 約1,800世帯 2010年
11月29日
2 NHK
青森教育
35 全国
3 NHK
青森総合
39 青森県
5 ABA
青森朝日放送
49
6 ATV
青森テレビ
45
  • 所在地: 田子町田子字新井田(南東高地[1]
  • 放送区域: 田子町の一部[1]
  • 2010年9月28日に予備免許が交付され[2][3]、10月下旬に試験電波を発射、11月25日に本免許が交付され[4]、11月29日に本放送を開始した[4]。ABAの中継局開設については総務省の「無線システム普及支援事業(デジタルテレビ中継局整備事業)」の補助金が交付された[5][6]

アナログテレビ放送

チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
53 NHK
青森教育
映像30W/
音声7.5W
映像155W/
音声38W
水平偏波 全国 1,734世帯[7] 1969年
9月27日[8]
55 NHK
青森総合
青森県
57 RAB
青森放送
1970年
4月20日[9]
59 ATV
青森テレビ
映像155W/
音声39W
1974年
11月16日[7]
  • 所在地: デジタルテレビ放送に同じ
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。なお、ABAにはチャンネルが割り当てられていなかったが、2007年末時点で田子町内の83.7%の世帯が加入[10]していた田子町ケーブルテレビジョン(TCV)ではABAの再送信を実施していた[11]

西田子テレビ中継局

アナログテレビ放送

チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
52 NHK
青森総合
映像3W/
音声750mW
映像12.5W/
音声3.1W
水平偏波 青森県 390世帯[7] 1969年
9月27日[8]
54 RAB
青森放送
映像13.5W/
音声3.4W
-
56 ATV
青森テレビ
1985年
12月5日[7]
58 NHK
青森教育
映像12.5W/
音声3.1W
全国 1969年
9月27日[8]
  • 所在地: 田子町山口
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。なお、ABAにはチャンネルが割り当てられていなかったが、TCVではABAの再送信を実施していた。

NHK田子ラジオ中継局

周波数 放送局名 空中線
電力
放送対象地域 放送区域
内世帯数
1026kHz NHK
青森第1
100W 青森県 約3万世帯
  • 青森県内の中波放送中継局では唯一、青森放送ラジオの中継局が置かれていない地区である。

脚注・出典

  1. ^ a b 田子中継局(地上デジタルテレビ放送)の概要及び放送エリア図(2010年9月28日報道資料、総務省東北総合通信局) (PDF)
  2. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)に予備免許-東北地域の地上デジタルテレビジョン放送の視聴エリアが拡大します(2010年9月28日報道資料、総務省東北総合通信局)
  3. ^ 予備免許した中継局の試験電波発射開始予定時期等(2010年9月28日報道資料、総務省東北総合通信局)
  4. ^ a b 青森県の免許情報(総務省東北総合通信局)
  5. ^ デジタルテレビ中継局整備事業に補助金交付決定-デジタルテレビ放送の受信地域拡大とメディア格差の是正を支援(2010年7月5日報道資料、総務省東北総合通信局)
  6. ^ デジタルテレビ中継局整備事業交付決定の概要(2010年7月5日報道資料、総務省東北総合通信局) (PDF)
  7. ^ a b c d 青森テレビ開局30周年記念事業委員会 企画制作『ATV30年のあゆみ』青森テレビ、1998年、276頁。 
  8. ^ a b c 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'70』日本放送出版協会、1970年、307頁。 
  9. ^ 日本民間放送連盟(編)『日本放送年鑑'71』岩崎放送出版社、1971年、69頁。 
  10. ^ 『田子町地域情報化計画書』15ページ(田子町) (PDF)
  11. ^ TCVチャンネルラインナップ(アナログ放送、2010年4月現在)