田中法彦
田中 法彦(たなか のりひこ、2000年10月19日 - )は、三重県三重郡川越町出身の社会人野球選手、元プロ野球選手(投手)。右投右打。 経歴プロ入り前川越町立川越北小学校1年から川越北野球少年団で野球を始め、5年から投手[1]。川越町立川越中学校では三重川越ヤングに所属[1]。 三重県立菰野高等学校では1年秋からベンチ入りし2年秋から背番号1を付ける[1]。「4番・エース」として臨んだ3年夏の三重大会3回戦で自己最速を152キロまで更新[2]するも、のちに甲子園初出場を決めた三重県立白山高等学校に破れベスト16で敗退[3]。また、高校通算30本塁打を記録している。1学年上に岡林飛翔、1学年下に岡林勇希がいた。 2018年10月25日のドラフト会議で広島東洋カープから5巡目で指名を受け、11月20日に三重県内のホテルにて仮契約交渉に臨み、契約金3000万円、年俸450万円(金額はともに推定)で仮契約した[2]。 高校通算30本塁打と打撃でも非凡な才能を見せるが、プロでは投手に専念することになった[2]。 プロ入り後2020年は二軍で主に抑えを務め、その後、10月16日に一軍選手登録された[4]。この日までに二軍で25試合に登板し、1勝1敗12セーブ、防御率1.73だった[4]。また、12セーブを挙げウエスタン・リーグのセーブ王となった。29日の対東京ヤクルトスワローズ23回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)の6回に一軍公式戦初登板し、1回無失点だった[4]。 2021年は一軍キャンプ参加となったものの、開幕前に二軍に降格[5]。その後も一軍登録はされず、この年の一軍出場はなかった。 2022年は一軍登板の無いままオフをむかえ、戦力外通告を受ける[6]。11月8日に行われた12球団合同トライアウトに参加した[7]。 広島退団後広島退団後の同年12月7日に自身のインスタグラムを更新し、2023年からは広島OBの西田真二が監督を務める、社会人野球の強豪・セガサミーでプレーすることを発表した[8]。 プレースタイル・人物身長173cmと投手としては小柄ながらも、最速152キロを出す本格派右腕[9]。故障が多かった高校時代を踏まえ、1年目は体づくりに重点を置き「2年目には155キロを出して1軍で投げられるようになりたい。ゆくゆくは開幕投手をやれるように」と成長曲線を思い描いた[2]。 担当スカウトの松本有史は「球の強さ、速さがあり、けん制やフィールディングと何をやらせてもセンスがある。ウチは体が大きくて上から投げ下ろす選手が多いが(田中に関しては)身長は関係ない」と潜在能力に期待を寄せた[2]。 太くて凛々しい眉が特徴的であり、「太さでは(中日ドラゴンズ1位指名の)根尾昂選手に負けていない」と語る。サイン色紙にも、太い眉毛が印象的な似顔絵を描き入れ、「(ファンにも)眉毛で覚えてもらえたら」と笑顔を見せた[10]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
出典
関連項目外部リンク
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