生田與克
生田 與克(いくた よしかつ、1962年〈昭和37年〉10月1日 - )は、日本の実業家。一般社団法人シーフードスマート代表理事。従兄は元サッカー選手、Jリーグチーム監督、サッカー解説者の松木安太郎[2]。 魚食文化の発信[3]に積極的である。政治番組に出演し、参議院議員を志した。 来歴東京都中央区月島出身。1981年3月、暁星中学校・高等学校卒業後[4]、家業である築地市場場内のマグロ仲卸、有限会社鈴与を3代目として継ぐ。その後、講演会や執筆、ホームページ運営など、魚食の普及に努め、魚河岸の歴史と食文化を伝える「語り部」として活動する[5]。2008年、株式会社国際魚食研究所の代表となり、「魚食スペシャリスト検定」を立上げ。同年11月23日に第1回魚食スペシャリスト検定3級試験を都内2カ所で開催[6]。その後、2014年7月8日に一般社団法人シーフードスマートに移行し代表理事を務める[7]。2016年2月1から3日にかけて、イタリアシチリア島南のマルタ共和国にて、開催された「シーフードサミット2016」にてパネルディスカッションの招待講演を行った。2011年、東京青年会議所の仲間[8][9]で大田市場の仲卸、株式会社「山邦」の3代目であった、平将明衆議院議員と自由民主党のWebストリーミング番組に共演し、2020年時点で配信中。2021年、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室「デジタルの日」検討委員会構成員[10]。 第24回参議院議員通常選挙にて、自民党の公認公募候補を決める「オープンエントリー」プロジェクト2016にエントリーし、ファイナリストまで残ったが、候補には選出されなかった[1]。 2021年に文化人放送局を退職する際「もう政治番組はコリゴリ」と述べ、政治関係の放送からは引退するとした[11]。 築地市場から豊洲市場への移転問題築地市場移転問題では、従来の築地市場にトラック流通面の不便性や施設の老朽化、衛生面などの問題があるとして、豊洲市場への移転推進の立場をとる。2017年4月26日には「土壌対策上の不安」により移転延期を決定した[12]東京都に対する住民監査請求に加わったものの、都から棄却されている[13][14]。その後、同年6月6日に都庁会見室で記者会見を行い、小池百合子東京都知事に対し、豊洲市場移転延期に伴う維持管理費約1億8000万円について民事請求する住民訴訟を起こした事を発表した[15][16]。東京地裁は2019年2月26日、小池に裁量権の逸脱があったとは言えないとして、原告側の請求を棄却した[17]。 著作単著
共著
出演番組テレビレギュラー
不定期出演
インターネット映像配信
ラジオ不定期出演
その他CM脚注
外部リンク
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