環境再生医
環境再生医(かんきょうさいせいい)は、特定非営利法人NPO法人「自然環境復元協会」が制定した資格制度となり、環境省「環境人材認定事業」登録資格である。2003年から始まり、現在約6000人が日本だけでなく世界でも活躍している。受講対象は、専門家だけでなく、市民から企業人まで幅広い層なる。仕事や地域やコミュニティの中で【自然とつながり、自然と人をつなげる人材】が環境再生医である。 環境省「環境人材認定事業」登録環境再生医は、環境教育等促進法に基づき国が行う「人材認定等事業登録制度」により、「環境人材認定事業」に登録されており、環境再生医は環境省が主務省となっている。 役割各自の専門性を活かし「産業と社会の環境化(環境負荷の最小化)」を進め、持続可能な社会を創る推進役となること。その背景は、地球レベルで深刻化する環境問題が、国や国際機関だけで対処できるレベルを超えていることにある。これからも持続可能な社会を構築するには、市民活動からESGまで、幅広い業種や立場で「SDGsや生物多様性・環境経営」などへ取り組むことが急務となっている。 【取得者層】
など(一部、取得予定者含む) 試験概要環境再生医は、「初級・中級・上級」があり、毎年1回、11月~翌年2月頃に「環境再生医 資格認定講習(試験含む)」を実施しており、これに合格することにより環境再生医として認定される。 受講資格・受講料
合格者は合否確定後に認定登録料5千円が発生します。 すでに環境再生医の他の級をお持ちの方は、受講料が1万円引きとなります。 環境再生医の資格取得が初めてでも、実務経験に応じてその級からでも受講可能 実務経験
試験方法初級
中級
上級
公式テキスト
認定校制度認定校制度とは、環境再生医の初級認定に関し学校側に委嘱する制度で、「環境再生医初級資格認定 委嘱認定校制度」が当制度の正式名称である。 環境再生医を目指すには、社会人としての実績や経験を積む必要があるが、意欲と才能ある学生に対し、学校との連携という形で、在学中に環境再生医初級の資格を授与している。 学校との連携により、『社会で活躍しながら持続可能な環境社会作りに貢献する人材』を、いろいろな分野へ広く輩出することを目的としている。 現在、全国で約50校(導入検討中含む)の大学や専門学校などにこの認定校制度を導入している。 その学部は環境系はもちろん、土木や建設、そして、文科系や社会系の学部や学科にも広がり、現在では約半数が文系となっている。(*認定校登録費用は無料) 脚注外部リンク |
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