王 小帥 (ワン・シャオシュアイ、英:Wang Xiaoshuai, 1966年5月22日 - ) は、中国の映画監督、脚本家、俳優。中国映画界の「第六世代」の映画監督の一人である[1]。
来歴
1966年5月22日、上海で生まれた。1989年に北京電影学院の監督学部を卒業すると[1]、1993年に長編『冬春的日子』を自主製作し、映画監督としてデビュー。同作はテッサロニキ国際映画祭でゴールデン・アレクサンダー賞を受賞し、2000年にはBBCの「21世紀に残したい映画100本」に中国映画として唯一選出された。翌1994年には2作目の『极度寒冷』を製作したが、1997年まで公開されなかった。その後、4年間は映画製作から離れ、1998年に『ルアンの歌』で復帰した。
2001年、ヴィットリオ・デ・シーカの『自転車泥棒』(1948年)から影響を受けた『北京の自転車』を発表。第51回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリを受賞した。2003年の『二弟』は第56回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品された。2005年の『青红』は第58回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。2007年の『我らが愛にゆれる時』は第58回ベルリン国際映画祭で脚本賞を受賞した。
2010年、フランス文化省から芸術文化勲章シュヴァリエ章が授与された[1]。2014年の『闯入者』は第71回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品された。
監督作品
その他の作品
脚注
外部リンク