狩生聖真
狩生 聖真(かりう しょうま、2006年12月25日 - )は、大分県佐伯市出身[1]のプロ野球選手(投手)。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。 経歴プロ入り前佐伯市立明治小学校2年生のときに『佐伯スラッガーズ』で野球を始め、佐伯市立昭和中学校では軟式野球部に所属。3年春[1]は県大会で優勝し、九州大会ベスト4[2]。中学までは投手も兼任していたが、主に遊撃手であった[1]。 佐伯鶴城高校へ進学すると、投手に専念し[1]、1年夏の大分大会では背番号12でベンチ入り。1年秋は背番号1を付けたが[2]、県大会では明豊との準決勝に敗れ[3]、高田との3位決定戦にも敗れ[4]、県4位であった[2]。エースとして臨んだ2年夏[1]の大分大会は鶴崎工業との3回戦で敗退[5]。2年秋は背番号10を付け[2]、県大会ではまたも明豊との準決勝に敗れたが[6]、杵築との3位決定戦には勝利し[7]、県3位であった。3年時は背番号1を付け[2]、3年春の公式戦で最速150km/hを計測[8]。3年夏の大分大会では3試合に登板し、計13回を投げて2失点[9]・14奪三振を記録したが[10]、大分との準々決勝で敗退した[11]。甲子園出場経験はなし[9] 2024年10月24日に開催されたドラフト会議にて、埼玉西武ライオンズから3位指名を受けた[10]。11月4日には契約金5000万円・年俸700万円(金額はいずれも推定)で仮契約を締結[12]。12月1日に新入団選手発表会が行われ、背番号は46と発表された[13]。 選手としての特徴186cmの長身から投げ下ろす[9]ストレートは最速150km/hを計測[8]。担当スカウトの岳野竜也は「持ち味はストレートの質感。球速だけでは測れないベース上での伸びがある」と絶賛する[14]。 ブレーキのあるチェンジアップ[15]など、5種類の変化球も持つが[10]、スライダーは本人が「変化の曲がり始めが早く、相手に見極められることも多い」と話す[16]。また、大きい変化で打者の目線を変えるような球種もなく[15]、本人も「変化球全般の精度をさらに上げていかないと“本物のストレート”は生きてこないと思っています」と話したように[16]、ストレートを生かすための変化球に課題を抱えている。 詳細情報背番号
脚注注釈出典
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