熱郛駅
熱郛駅(ねっぷえき)は、北海道(後志総合振興局)寿都郡黒松内町字白井川(しろいかわ)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS29。電報略号はネツ。事務管理コードは▲140133[3]。函館支社管轄の北端にあたり、次の目名駅から滝川駅までは、北海道旅客鉄道鉄道事業本部管轄となる。 歴史
駅名の由来当駅の所在地近辺の地名より。地名は、アイヌ語の「クンネ・ネッ・ペッ」(黒い標木(目印となっている木)の川)の詰まった言葉に由来する[10][11]。 旧駅名の歌棄(うたすつ)は、アイヌ語の「オタ・シュツ」(浜の草原が尽きて砂原に掛かる辺り)に由来する[11]。 駅構造相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている[10]。互いのホームは駅舎側ホーム西側と対向側ホーム西側部分を結んだ構内踏切で連絡している[10]。駅舎側(南側)ホームが上下共用の1番線、対向側ホーム(北側)がやはり上下共用の2番線となっている[10]。そのほか2番線旭川方から構内中央部分までの行き止りの側線を1線有している[12]。この側線は1983年(昭和58年)4月時点では1番線の函館方にて合流する中線であった[12]。1983年(昭和58年)4月時点ではそのほか1番線函館方からホーム西側まで戻る形の行き止りの側線(貨物側線)を1線有していた[12]。この側線と中線の函館方転轍機は1993年(平成5年)3月までには撤去されていた[10]。 長万部駅管理の無人駅となっている[1]。駅舎は構内の南側に位置しホーム中央部分に接している[10]。有人駅時代の駅舎は改築され、「熱郛ホール」と名付けられた[13]、町民サロンを併設し[11]、出入口に三角屋根の庇[11]と明かり窓を有し[13]、木製板張りの内装の駅舎となっている[13]。周囲の自然豊かな山々をイメージし、雪に備えて基礎を高くして階段を備えた建物である[11]。駅舎内にトイレを有する[13]。また、人形の置かれたショーケースが設置されている[13]。 のりば
利用状況乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。 また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺疎林がどこまでも続いているような場所に位置する[10]。
隣の駅脚注出典
JR北海道
関連項目外部リンク
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