熊切 秀典(くまきり ひでのり、1974年 - )は、日本のファッションデザイナー[1]。
2004年に外注パターン会社である(有)エンターテイメントを創業。その後、「ビューティフルピープル」を立ち上げ、現在に至るまで代表取締役兼ファッションデザイナーをして活動している。
経歴
神奈川県生まれ。神奈川県立厚木高等学校を卒業後、文化服装学院アパレル技術科に入学。卒業後、いくつかのメンズブランドを経てコム・デ・ギャルソンのパタンナーとして勤務。その経験を活かし、2004年に、外注パターン会社(有)entertainmentを設立。2006年には、文化服装学院の同級生らとともに「ビューティフルピープル」を立ち上げ、2017年よりパリ・コレクションにて発表[2][3]。
2020年に、第38回毎日ファッション大賞の大賞を受賞[4]。
人物
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幼少期より、編み物の先生をしていた母親の影響を受ける。[5]
文化服装学院1年生時に山本耀司の講習を受けたことがパタンナーを志すきっかけとなる。[6]
愛読書は、村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』である。[7]
村上春樹から影響を多く受けており、過去に何度か村上作品を題材としたコレクションを発表している。[8]
趣味はサウナであり、お気に入りのサウナを見つけては足繁く通っている。[9]
2002年のFIFAワールドカップ日韓大会の時は、スポーツ紙を6紙買って出勤するほどサッカー好きである。[10]
音楽にも造詣が深く、ギターの演奏技術は非常に高い[11]
脚注
- ^ “PHILOSOPHY”. beautiful people. 2024年6月1日閲覧。
- ^ 熊切秀典(インタビュー)「「beautiful people」、進化する構造の仕掛け~デザイナー熊切秀典の服作り」『encore』、USEN、2022年12月16日。https://e.usen.com/encoremode/interview/beautiful-people.html。2024年6月1日閲覧。
- ^ 熊切秀典(インタビュー)「服選びはいつだって「自由」、ビューティフルピープル 熊切秀典が初のGUコラボに込めた“考えること“の重要性」『FASHIONSNAP』、レコオーランド、2023年3月2日。https://www.fashionsnap.com/article/beautifulpeople-gu-interview/。2024年6月1日閲覧。
- ^ 大杉真心 (2020年9月8日). “「第38回毎日ファッション大賞」に「ビューティフルピープル」の熊切秀典 新人賞は「コトハヨコザワ」”. WWDJAPAN. 2024年6月1日閲覧。
- ^ Fashionsnap 「ビューティフルピープル」デザイナー熊切秀典に聞く12の質問
- ^ ファッショントークサロン
- ^ BRUTUS 〈beautiful people〉デザイナー・熊切秀典が『風の歌を聴け』を再読
- ^ BRUTUS 〈beautiful people〉デザイナー・熊切秀典が『風の歌を聴け』を再読
- ^ Fashionpress 【インタビュー】ビューティフルピープル 熊切秀典「妄想が妄想じゃなくなってきているから、今が楽しい」
- ^ VOGUE BEAUTIFUL PEOPLE/熊切秀典──編集長×気鋭デザイナー対談
- ^ beautiful people instagram