瀬戸ケ谷町
瀬戸ケ谷町(せとがやちょう)は神奈川県横浜市保土ケ谷区の町名。住居表示は未施行で、丁目は設けられていない[5]。面積は0.416km2である[2]。 地理保土ケ谷区の南東部に位置し、東西に2.3キロメートル、南北に最大1.8キロメートルの横長の町域を持つ。1990年に開通した首都高速神奈川3号狩場線が東西に走り、街は南北に分かれている。北東端の保土ケ谷橋交差点から西に入ったところは程ヶ谷宿の歓楽地であった。今井川を渡る八幡橋の先には八幡神社があり[6]、今井川沿いに西に行くと羽田の漁民の信仰を集め、羽田講を行う外川神社がある。程ヶ谷宿旧本陣の南側の台地には、6世紀中頃に築造された全長41メートルの前方後円墳である瀬戸ヶ谷古墳があったが[7]、宅地開発で姿を消した[8]。首都高速を渡り町の南北をつなぐ橋は幅を広くとり、一部が小公園となっている[6]。町の南西部には横浜市立瀬戸ケ谷小学校がある。 歴史1940年(昭和15年)11月1日、保土ケ谷町字瀬戸ケ谷、瀬戸ケ谷東側、瀬戸ケ谷入口および岩間上町字西裏町ほかから瀬戸ケ谷を新設設置[6]。地名研究では、セトは「狭処」あるいは「狭戸」、すなわち谷戸の地形を意味すると考えられる[9]。1962年(昭和37年)~1970年(昭和45年)頃より、大規模な宅地開発が行われた。1981年(昭和56年)には、一部が南区永田北に編入される[10]。 世帯数と人口2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[17]。
事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[18]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
施設その他日本郵便警察町内の警察の管轄区域は以下の通りである[21]。
※保土ケ谷橋交番が移転建て替えのため、期間中は上記の交番にて対応。 脚注
参考文献
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