消毒液スタンド消毒液スタンド(しょうどくえきスタンド)とは、消毒用アルコールなどの手指消毒剤を便利かつ安全に利用するために用いられる台である。消毒スタンド(しょうどくスタンド)などとも表記される[1]。 概要ボトル(ディスペンサー)に入った消毒用アルコールなどを人の手の高さに設置するものである。車椅子利用者[2]や子供・幼児[3][4]のために高さを低くしたもの(あるいは高さを調節できるもの)もある。 消毒液のノズル・ポンプ部分を手で触れずに済ませるため、ペダルを設けて足踏み式にしたものや、センサーを搭載したものもある。 少なくとも2010年頃にはすでに防災・感染症対策用品として販売されていた[3]が、2020年に新型コロナウイルス感染症の流行が始まって以降、需要が急速に拡大したことにより、様々なメーカーから製造・販売されるようになった[1][4][5][6]。 種類特色あるもの
事故消毒液スタンドの噴き出し口の高さは、4歳前後の幼児の身長と同じ約1メートル程度のものが多い。そのため、子供の目に誤って消毒液が入り、角膜炎などを引き起こす事故が増加していることが、フランスなどの研究チームによって示された。アルコール消毒液は粘膜への刺激が強いため、目に入った場合はただちに水やぬるま湯で洗い流す必要がある[10]。 脚注
関連項目 |