波田 大和(はた やまと、1997年1月18日 )は、日本のプロボクサー。埼玉県草加市出身。帝拳ジム所属。第49代OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者。
元大相撲小結・旭道山の甥[2][3]。父は幕内格行司の木村寿之介。
来歴
花咲徳栄高等学校時代、高3のインターハイと国体で準優勝[2]。2015年3月18日帝拳ジムに所属[4]。
2020年2月1日、後楽園ホールで日本スーパーフェザー級ユース王座決定戦として、日本ライト級10位の石井龍誠と対戦し、5回2分2秒TKO勝ちを収め、王座を獲得した[5]。これにより、帝拳ジムとして初めての日本ユース王者となった。
2020年10月2日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋フェザー級8位の竹嶋宏心と対戦し、8回3-0(78-73×3)で判定勝ちを収めた[6]。
2022年10月1日、後楽園ホールで日本スーパーフェザー級挑戦者決定戦で日本同級2位の原優奈と対戦し、8回判定負けを喫した[7]。またこの後、原は坂晃典を破り日本王座に就いている。
しかし再起戦以降は連続KO勝ちを収め、OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者・坂の指名挑戦者として第一線に再浮上。奇しくも原に敗れてから再起したボクサー同士でのタイトルマッチとなった[8]。2024年6月1日、後楽園ホールで坂と対戦し、3回2分32秒TKO勝ちを収めOPBF王座を獲得した[9]。
2024年11月2日、後楽園ホールでフィリピンスーパーフェザー級2位のプレスコ・カルコシアと132ポンド契約のノンタイトル戦で対戦し、初回にカルコシアの右ストレートを被弾してバランスを崩しかけるも、3回に右フックとラッシュで2度ダウンを奪い、レフェリーストップで4回1分31秒TKO勝ちを収めた[10]。
獲得タイトル
アマチュア
- アマチュア時代、高3のインターハイと国体で準優勝[2]
プロ
戦績
- アマチュアボクシング:48戦 39勝 9敗[2]。
- プロボクシング:18戦 16勝 (15KO) 2敗
戦
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日付
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勝敗
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時間
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内容
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対戦相手
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国籍
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備考
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1 |
2015年10月3日 |
☆ |
2R |
KO |
ムアンポン・NPボクシングジム |
タイ |
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2 |
2016年5月7日 |
☆ |
2R |
TKO |
ナックロップ・シーパラチャイ |
タイ |
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3 |
2016年9月10日 |
☆ |
3R |
TKO |
ジュン・ジューフン |
韓国 |
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4 |
2017年2月4日 |
★ |
4R |
TKO |
橋本拓也(ワイルドビート) |
日本 |
|
5 |
2017年10月7日 |
☆ |
4R 1:43 |
TKO |
アルスンノーイ・ジョー・サンラット |
タイ |
|
6 |
2018年2月3日 |
☆ |
3R 2:57 |
TKO |
坂田尚樹(ワタナベ) |
日本 |
|
7 |
2018年5月30日 |
☆ |
8R 2:32 |
TKO |
草野慎悟(三迫) |
日本 |
|
8 |
2018年10月6日 |
☆ |
3R 1:04 |
KO |
デッリヤ・クラムールウォング |
タイ |
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9 |
2019年5月4日 |
☆ |
2R 2:19 |
KO |
アルピウス・マウファニ |
インドネシア |
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10 |
2019年9月2日 |
☆ |
3R 2:39 |
TKO |
大保龍球(神奈川渥美) |
日本 |
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11 |
2020年2月1日 |
☆ |
5R 2:02 |
TKO |
石井龍誠(伴流) |
日本 |
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12 |
2020年10月2日 |
☆ |
12R |
判定3-0 |
竹嶋宏心(松田) |
日本 |
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13 |
2022年3月5日 |
☆ |
7R 2:58 |
TKO |
齊藤陽二(角海老宝石) |
日本 |
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14 |
2022年10月1日 |
★ |
8R |
判定1-2 |
原優奈(真正) |
日本 |
日本スーパーフェザー級最強挑戦者決定戦
|
15 |
2023年5月1日 |
☆ |
3R 0:29 |
KO |
ガオ・シチャオ |
中国 |
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16 |
2023年11月4日 |
☆ |
5R 0:40 |
TKO |
リウ・ビャオ |
中国 |
|
17 |
2024年6月1日 |
☆ |
3R 2:32 |
TKO |
坂晃典(仲里) |
日本 |
OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ
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18 |
2024年11月2日 |
☆ |
4R 1:31 |
TKO |
プレスコ・カルコシア |
フィリピン |
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テンプレート
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脚注
関連項目
外部リンク