沖縄県立沖縄高等特別支援学校
沖縄県立沖縄高等特別支援学校(おきなわけんりつ おきなわこうとうとくべつしえんがっこう、英: Okinawa Higher Special Support School)は、沖縄県うるま市に所在する高等部単独の特別支援学校で、就労技術科を設置している。沖縄県内全域を通学区域とし、寄宿舎も併設されている[1]。 概要本校には、福祉コース(1学級、定員10名)と就労技術コース(4学級、定員40名)が設置されている。出願の際は、いずれかのコースを第1希望、もう一方を第2希望として、必ず両方を記入する必要がある。入学者選抜では、両コース共通の問題が出題される。選抜は、出願書類、学力検査、面接の結果を総合的に判定して行う。学力検査は、国語・数学・技術(職業)・体育の4教科で実施され、各教科の検査時間は50分である[2]。 1年次には、「農園芸」「木工」「クリーニング」「流通・サービス」「福祉」の5分野について、それぞれ週2時間ずつ体験的に学習する。また、ハウスクリーニングに関する内容も1年次に履修する。 2・3年次では、福祉コースの生徒は福祉に関する専門科目を、就労技術コースの生徒は「農園芸コース」「木工コース」「クリーニングコース」「流通・サービスコース」の中から1つを選択し、専門的に学習する。これらの専門教科は週10〜11時間設定されており、週2日は終日実習形式で行われる。 加えて、週2時間の選択授業もあり、「介護アシスタント」「ビルメンテナンス」「オフィスアシスタント」「窯業」「グリーンインテリア」「縫製」などの科目から選択できる[3]。 福祉コースでは、在学中に介護職員初任者研修に必要な10科目(130時間)を履修し、資格取得を目指すカリキュラムが編成されている[4]。 就業体験3年間を通じて計6回の就業体験が実施される。1年次前期には、校内就業体験を行い、1年次後期から2年次にかけては、自宅または学校近隣の企業にて校外実習を行う。3年次には、主に自宅近隣の企業での就業体験が行われる[3]。 歴代校長一覧
所在地〒904-2213 沖縄県うるま市字田場1243番地 脚注
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