株式会社武蔵野(むさしの、Musashino Co., Ltd.)は、埼玉県朝霞市の食品製造(中食)会社。武蔵野ホールディングス傘下の企業である。
概要
セブン-イレブンジャパン向けにお弁当、おにぎり、調理パン、チルド麺等を製造し、全国15工場から毎日約400万食を納入している。かつてはパン粉製造からスタートし、パン製造を開始、山崎製パンに納入していたが、後にセブン-イレブンに納入先を変更した。その他、レジャー施設の運営も行っている。
沿革
- 1969年(昭和44年)7月 - 株式会社武蔵野フーズとして設立。
- 1971年(昭和46年)- ムサシノ食品株式会社を設立。
- 1976年(昭和51年)- 福岡市に株式会社チロル(現・株式会社武蔵野 福岡工場)を設立。
- 1977年(昭和52年)- 株式会社武蔵野商事(現・武蔵野フーズ)を設立。
- 1981年(昭和56年)- 福島県郡山市に株式会社サンフーズ(現・当社福島工場)を設立。
- 1986年(昭和61年)- 静岡県にカムス株式会社(現・株式会社武蔵野 静岡工場)設立。
- 1987年(昭和62年)- 回転寿司「むさし野」の店舗展開を開始。
- 1989年(平成元年)- 株式会社コヤマ・フーズと業務提携し、麺類の分野に進出。
- 1990年(平成2年)- ヤマタカ食品工業株式会社を傘下に収め、漬物分野に進出。
- 1991年(平成3年)- 九州の瀬高冷凍麺工場を傘下に収め、冷凍麺分野に進出。
- 1992年(平成4年)- CI導入。株式会社武蔵野へ社名変更。
- 1993年(平成5年)- 所沢物流センター開設。
- 1994年(平成6年)- 朝霞市に大型総合工場完成。
- 1995年(平成7年)- 株式会社武蔵野東日本、株式会社武蔵野東海及び株式会社武蔵野西日本と合併。
- 1997年(平成9年)- 神戸市に新工場開設。関西地区展開を開始。
- 1999年(平成11年)- 台湾に合弁会社「統一武蔵野股份有限公司」を設立。
- 2000年(平成12年)- 横浜新工場竣工。コヤマ・フーズを吸収合併。
- 2002年(平成14年)- 千葉県八千代市に千葉新工場竣工。武蔵野フーズがムサシノ食品を合併。
- 2004年(平成16年)- 大阪工場開設。
- 2005年(平成17年)- 武蔵野フーズカムス第2工場竣工。
- 2012年(平成24年)- 京都府八幡市に工場開設。
- 2022年(令和4年)- おおた渡良瀬産業団地に、冷凍食品製造工場、群馬フローズンファクトリーを開設[2]。
事業所
関連会社・吸収企業
- 武蔵野フーズ-1977年9月に、株式会社「武蔵野商事」として設立し、1999年に「武蔵野フーズ」へ改名。安田会長が1966年に設立した個人商店「武蔵野商事」、1969年設立の「株式会社武蔵野フーズ(現・武蔵野)」とはそれぞれ同名の別法人[3]。
- 武蔵野ロジスティクス-1977年に「株式会社武蔵野商事配送センター」として創設し、2005年に改名[3]。
吸収合併
- 株式会社アンコーポレーション-2008年に吸収合併し、「スポーツ・レジャー事業部」へと新設[3]。
- 株式会社コヤマ・フーズ-麺類の分野に進出時の1989年11月買収し、2000年の吸収合併後から「埼玉麺工場」[3]。
脚注
外部リンク