武蔵府中ル・シーニュ
武蔵府中ル・シーニュ(むさしふちゅう ル・シーニュ、Musashi Fuchu Le Signe)は、東京都府中市宮町一丁目100番地に所在する複合施設[1]。2017年7月14日開業[1]。府中駅南口市街地再開発事業計画により京王電鉄京王線府中駅前に建設された再開発ビルで、ショッピングセンターと府中市の公共施設「府中市市民活動センタープラッツ」「府中の森芸術劇場分館」が入居する[2][3]。 上層階部分には、野村不動産の分譲高層マンション「プラウド府中ステーションアリーナ」が建設された[4][5]。 概要府中駅南口市街地再開発事業計画A地区(第一地区)に建設された。2011年に府中駅南口第一地区市街地再開発組合の設立が認可され、2014年4月に工事着工[6]。当初の計画では2016年度中の開業を予定していたが、2017年7月14日にグランドオープン[7][8] した。開業日にはまちびらきが行われ[7]、記念式典が開催された。 この再開発計画ではすでに、1996年にB地区(第二地区)に伊勢丹府中店(2019年9月30日閉店)と専門店街フォーリスが入居する「フォレストサイドビル」が竣工[6]。2005年にはC地区(第三地区)にくるるが竣工し開業していた[6][9]。 1974年3月に「府中駅南口再開発基本計画案」が策定されてから、実に43年にわたる府中駅南口再開発事業の総仕上げとして、再開発の目玉となる3つの商業施設の最後に建設されたものである[9]。2017年7月14日の武蔵府中ル・シーニュの開業をもって、府中駅南口市街地再開発事業計画は完了した[9]。 武蔵府中ル・シーニュの開業に伴い、府中駅南口にもペデストリアンデッキが整備され、武蔵府中ル・シーニュ、くるる、フォーリスの3つの商業施設が府中駅と直結された[10]。これにより、府中駅の駅ビル「京王府中ショッピングセンター」(現:ぷらりと京王府中)とも直結された。また、A地区では武蔵府中ル・シーニュの建設と並行して交通広場が整備され、駅前バスロータリーが新しくなった。 建築計画武蔵府中ル・シーニュの、再開発計画段階での概要は以下のとおりであった。
主な店舗・施設
脚注
関連項目
外部リンク
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