櫻井眞
櫻井 眞(さくらい まこと、1946年6月16日 - )は、日本のエコノミスト。学位は、経済学修士(東京大学・1972年)。サクライ・アソシエイト国際金融研究センター代表。新字体で桜井 真(さくらい まこと)とも表記される。 日本輸出入銀行(現・国際協力銀行)海外投資研究所調査研究グループ・開発経済グループ主任研究員、株式会社大正海上基礎研究所研究部部長・主席研究員、三井海上投資顧問株式会社取締役、株式会社三井海上基礎研究所国際金融研究センター所長、日本銀行政策委員会審議委員などを歴任した。 来歴生い立ち1946年6月16日生まれ、東京都出身[1]。中央大学に進学し、経済学部にて学んだ[1]。1970年3月、中央大学を卒業した[1]。その後、東京大学の大学院に進学し、経済学研究科にて学んだ[1]。1976年3月、東京大学の大学院における博士課程を単位取得退学した[2]。なお、東京大学の大学院においては、1972年に「ケインズ的経済成長の動学的性格」と題した4ページの修士論文を提出しており、修士の学位を取得している[3]。 エコノミストとして1976年4月、日本輸出入銀行(現在の国際協力銀行の前身)に入行した[1]。1989年4月には、日本輸出入銀行の海外投資研究所にて、調査研究グループ・開発経済グループの主任研究員に就任した[1]。同年10月、大正海上基礎研究所(MS&AD基礎研究所の源流のひとつ)に転じ、研究部の部長および主席研究員に就任した[1]。また、1992年には、三井海上投資顧問(三井住友アセットマネジメントの源流のひとつ)の取締役にもなった[4]。1996年4月、大正海上基礎研究所を改組した三井海上基礎研究所(MS&AD基礎研究所の源流のひとつ)の国際金融研究センターにて所長に就任した[1]。2007年4月、サクライ・アソシエイト国際金融研究センターの代表となった[1]。2016年4月1日より、日本銀行の政策委員会にて審議委員となった[1]。金融政策の分野では無名であり、審議委員就任時には市場関係者に驚きを持って迎えられた[5]。2021年3月31日に審議委員を任期満了により退任した。 人物
略歴
日銀政策委員会審議委員として就任後、初めて出席した2016年4月27日・28日の金融政策決定会合では、量的・質的金融緩和政策、 マイナス金利を導入した金利政策に賛成した[10]。 脚注
外部リンク
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