櫛野展正
櫛野 展正(くしの のぶまさ、1976年 - )は、日本のアウトサイダー・キュレーター。クシノテラス主宰。鞆の津ミュージアム(広島県福山市)でキュレーターを担当。2021年より、「アーツカウンシルしずおか」のチーフプログラム・ディレクターに就任[1]。 2022年、クシノテラスの活動に於いて、総務省主催「令和3年度ふるさとづくり大賞」にて総務大臣賞 受賞。 広島県出身。福山市立南小学校、広島大学附属福山中学校・高等学校卒業。岡山大学教育学部卒業。 来歴・人物小学生の頃の夢は漫画家であった。高校卒業後、特別支援学校教員を目指し岡山大学教育学部へ入学。大学1年時の障がい者福祉施設へのボランティア活動が転機となり、2000年に社会福祉施設へ就職[2]。就職直後より、障害のある人たちへの表現活動のサポートを開始し[3]、2012年5月日本財団のアール・ブリュット支援事業により、「鞆の津ミュージアム」(広島県福山市)開館[4]。 手掛けた展覧会は、死刑囚が描いた絵画[5]、ヤンキー関連作品、高齢者の表現物、スピリチュアル世界に関する展示など、主に社会の周縁で生きづらさを抱える人たちの展示が多い。各展示が奇抜なため突飛な印象を受けるが、アール・ブリュットを"生き延びるためのテクニック"と広義に解釈し、「そのような社会的成功とは無縁な人たちの生き様に焦点を当てることを通して、多様性を確保するとともに、鑑賞者ひとり一人が"いかに効率的な社会に生きているか"を再認識し、どのような生き方が"よい生き方"なのか見つめ直してもらうこと」[6]を目指している。 2016年4月より、「クシノテラス」を広島県福山市にオープンし独立[7]。イベントスペースとギャラリースペースの2つの機能を持つ。 2018年4月からは、障害の有無を問わないクシノテラス アートスクールが開講した[8]。 2021年1月より静岡へ移住し、「アーツカウンシルしずおか」でチーフプログラム・ディレクターに就任。 展覧会
以下は、鞆の津ミュージアム
以下は、クシノテラス
主な連載
著作
審査員
トーク2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
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メディア
出典
関連項目外部リンク
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