横山令奈
横山 令奈(よこやま れな、欧文表記:Lena Yokoyama、1987年[1]4月9日[2] - )は、日本のヴァイオリニスト。大阪府箕面市出身[3]。クレモナ国立クラウディオ・ モンテヴェルディ音楽院卒業。 父の横山莞五と母の玲子(旧姓・清水。横山莞五の弟子)、妹の亜美もヴァイオリニスト。 略歴7歳から両親に師事してヴァイオリンを学ぶ。長じてナンドール・セデルケニー(元大阪センチュリー交響楽団コンサートマスター)に師事。2006年からイタリアに留学。2011年2月、クレモナ国立クラウディオ・ モンテヴェルディ音楽院(Istituto Superiore di Studi Musicali ”Claudio Monteverdi”)を審査員一致の満点(dieci e lode[注釈 1])で卒業。その間の、2010年にはフィレンツェ・クレシェンド国際コンクール(Concorso Internazionale Premio Crescendo)のソロの部で1位。その後も、サルヴァトーレ・アッカルド、アレクサンダー・ロンクヴィッヒ、イヴァン・ラバーリャなどの下で研鑽を積む。 2013年からクレモナ・ヴァイオリン博物館で展示楽器の公開演奏者を務める[1]。 2012年、ピアニストのディエゴ・マッカニョーラ、チェリストのアレッサンドロ・コピアと共にピアノ三重奏団Trio Kanonを結成し、ドゥイーノ市の国際室内楽アカデミーでパルマ三重奏団(Trio di Parma )に師事。2018年、トリノのピネローロ・トリノ国際室内楽コンクール(International Chamber Music Competition di Pinerolo e Torino Città Metropolitana)での第1位を始めとして、様々なコンクールで優勝、入賞を果たす。 2020年4月3日、新型コロナウイルスが蔓延する、イタリア北部クレモナの鐘楼「トラッツォ」の上でヴァイオリンを演奏、同月16日には同市の病院からの依頼を受け、病院屋上でヴァイオリンを演奏。それらの模様はYouTubeその他で配信され、世界中から賞賛を受ける[1]。 2021年1月14日、姉妹そろって箕面市から「箕面ヴァイオリン大使」に任命される。 2021年8月3日発売のNewsweek Japan(2021年8月10日・17日号)で、「世界が尊敬する日本人100人」の一人に選出される。 クレモナ在住。 使用楽器
アルバム
出演TV
ラジオ
書籍雑誌
脚注注釈
出典
外部リンク
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