榛名れん
榛名 れん(はるな れん)は日本の女性声優。主にアダルトゲームに声をあてている。 人物主にヒロイン、お姉さん、大人の女性を演じる事が多いが少女、少年、動物役もこなす。「役幅が広くいろんな役をこなす反面、決め手には欠ける」と自ら評しており、「こういう役なら榛名れんだな」と思い浮かべてもらえるような役者になることが目標とのこと[1]。 経歴声優デビューからキャリア初期まで声優を目指すキッカケになったのは、魔法少女になりたかったということと、『らんま1/2』が大好きでビデオを繰り返し観ているうちに、中の人(=声優)というものを知り、「自分もやってみたい!」と思うようになったことから[2]。 その後、養成所[注釈 1]に入学する。榛名はアダルトゲーム雑誌「BugBug」による2024年のインタビューの中で、当時の自分には声優になりたいという熱意しかなく、具体的な目標やその道筋などを描けておらず、講師からも「まじめだが、光るものがない」と指摘されていたと振り返っている[3]。 声優事務所に所属できない中で夢をあきらめ、派遣社員として事務の仕事を始めた[3]。派遣先の会社の居心地を良さをかんじつつも違和感を感じていた矢先、声優志望のネット友達が養成所に入ったもののレッスンに行かなくなり除籍されたことを知る[3]。榛名はその友達を応援していただけにモヤモヤが募っており、やがて自分ならもっと頑張れるという気持ちが生じ、再び声優に挑戦することにした[3]。 榛名は「声の仕事ならば何でもやる」という気持ちで、『殻ノ少女』のオーディションを受ける[3]。最終審査で落ちたものの、審査の場に立ち会っていたロックンバナナの社長から仕事を紹介され、『満淫痴女電車3 ~痴女FOREVER~』でメインヒロインデビューを果たす[3][注釈 2] デビューから2年間はサブキャラクターやモブキャラクターが中心だった[3]。榛名はこの時の様子について、同時期にデビューした声優の中には最初からメインヒロイン役に起用される者もいてうらやましかったが、今思えば自分らしい仕事をしてもらえたと振り返っており、このような役で出ていたことがきっかけで、メーカーから継続して起用されるようになったとも話している[3]。この時期に出演していた作品のうち、『碧眼の双騎士フェリルとリリカ』の暗殺者・ロゼ役は、自分が演じたいという想いからオーディションに応募した経緯があり、起用された後も演じやすいと感じたとのちに榛名は振り返っている[3]。また、同作ではロゼ以外にも悪役を演じており、こちらも面白かったと榛名は述懐している[3]。 二つの転機2012年、榛名はLiar-softから発売された『屋上の百合霊さん』で双野 沙紗と剣峰 桐を演じた[3]。榛名はこの作品を転機の一つとして挙げており、同性愛というテーマに加え、心の機敏を中心とした作品であることなどを挙げている[3]。この作品はパートボイスとして発売されたが、2018年にはフルボイス版が発売され、自分の演じたキャラクターに追加の音声がつけられたこともうれしかったと榛名は振り返っている[3]。 また、榛名は声優人生の転機になった作品として、『ばくあね ~弟しぼっちゃうぞ!~』(2014年、アトリエかぐや BARE&BUNNY)を挙げており、SNS上での反響を通じてブランドの人気を感じ、自身の代表作になったとも話している[3]。榛名はこの作品でクールな性格の姉キャラ・実桜を演じており、同系統の役柄も増えたと述べている[3]。 出演太字はメインキャラクター。 アダルトゲーム2009年
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関連書籍
脚注注釈出典
外部リンク
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