松田進
松田 進(まつだ しん、1994年8月29日 - )は、神奈川県川崎市出身の元プロ野球選手(内野手)。右投右打。妻は女優の川崎美海。 経歴プロ入り前アメリカのニュージャージー州で生まれ、2歳の時に帰国[1]。また小学校3年から5年の間はシンガポールで暮らしていた[2]。 国学院久我山高では2年春の時に第83回選抜高等学校野球大会に3番遊撃手として出場している(結果は5打数1安打)[3][4]。 大学は東都大学野球連盟に所属する中央大学に進学し、1年春からレギュラーを獲得したが[3]、1年秋には10打数0安打、2年春には4打数1安打と絶不調に陥った[2]。3年春のリーグ戦で打率.349、3本塁打を放ち復調し[5]、大学4年間でベストナインを2度獲得[3]、通算77試合262打数71安打26打点、5本塁打7盗塁、打率.271。4年春からは主将も務めた[1]。プロ志望届を提出したが、指名漏れとなった[6][5]。 大学卒業後はHONDAでプレーする[7]。HONDAでは1年目は遊撃手を務めていたが、2年目からは三塁手を務めていた[5]。2年連続で都市対抗野球に出場[8]。 2018年度ドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズから7位指名を受け、契約金3000万円、年俸770万円(いずれも推定)で契約を合意し、入団[9]。背番号は「50」。 ロッテ時代2019年シーズンは、一軍出場は3試合にとどまったものの、5月12日のホークス戦(福岡ヤフオクドーム)では「9番・遊撃手」でプロ初スタメン。第1打席にミランダからプロ初安打を記録した[10]。オフには契約更改に臨み、20万円減の750万円でサインした。11月23日からは台湾で行われたウインターリーグに参加。主にクリーンナップを任され、終盤には4番を務めるなど、打率.340、2本塁打の活躍を見せた[11]。 2020年シーズンは、春季キャンプを一軍で迎えるも、開幕は二軍スタート[12]。10月6日に一軍の複数選手が新型コロナウイルスに感染した影響で、シーズン初の一軍昇格となった[13]が、1試合も出場することなく、10月16日に出場選手登録を抹消された[14]。 2021年シーズンは、一度も一軍に昇格することがなく、11月2日に球団から戦力外通告を受け[15]、現役を引退[16]。 現役引退後2022年からはロッテのプロスカウト兼育成担当を務める[16]。 選手としての特徴・人物長打力と俊足が武器の大型内野手[17]。 愛称は「マツ」[18]。 国学院久我山高校時代は大型内野手という共通点から「井口資仁2世」と呼ばれた[7]。2018年ドラフトを経て井口が監督を勤めるロッテに入団が決まり、松田は「(井口さんは)プロの世界で長年活躍された偉大な先輩。打撃面で色々聞いてみたいです。技術や心構えを教えて頂きたい」と語っている[19]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
記録
背番号
登場曲
脚注
関連項目外部リンク
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