松永明
松永 明(まつなが あきら、1961年〈昭和36年〉8月16日[1] - )は、日本の経済産業官僚。 来歴埼玉県出身[2]。開成高等学校を経て[6]、1986年(昭和61年)3月、東京大学法学部を卒業し、同年4月、通商産業省へ入省(立地公害局)[7][3]。 1989年4月、中小企業庁長官官房総務課総括係長[7]。1991年6月から1993年6月まで人事院の政府派遣留学生としてハーバード・ロー・スクールに留学[8]。 その後は地域経済産業の振興、中小企業政策、産業政策、経済協力政策などに携わり[9]、通商政策局情報調査課長、経済産業政策局調査課長、製造産業局自動車課長、経済産業政策局産業構造課長、経済産業省大臣官房会計課長、中小企業庁事業環境部長、経済産業省大臣官房審議官(経済産業政策局担当)、地域経済産業審議官、経済産業省大臣官房福島復興推進グループ長などを歴任[3]。途中、外務省や長崎大学に出向し[8]、在ミャンマー日本国大使館一等書記官、大蔵大臣秘書官、長崎大学経済学部教授、内閣官房内閣参事官、内閣官房副長官補付内閣審議官、内閣府福島原子力事故処理調整総括官、国立情報学研究所客員教授、経済産業研究所コンサルティングフェローなどを務めた[3][9][10][11]。また、東日本大震災以降、福島第一原子力発電所事故の被災者支援を担当するなど、福島県の復興に従事[9]。 2019年(令和元年)7月5日、特許庁長官兼内閣府福島原子力事故処理調整総括官に就任[2][4]。 2020年(令和2年)7月20日、内閣府福島原子力事故処理調整総括官に再任[12][13]。 2021年(令和3年)4月27日、資源エネルギー庁処理水損害対応支援室長を兼任[14]。 2024年(令和6年)5月24日、日本自動車工業会会長専務理事に就任。 脚注出典
|