松原武生
松原 武生(まつばら たけお、1921年4月3日 - 2014年12月15日)は、日本の物理学者。 経歴大阪市出身。旧制北野中学、旧制大阪高校を経て、大阪帝国大学理学部物理学科を卒業。同大学院に進み「結晶によるX線散漫散乱の理論的研究」で博士号[2]。同大助教授を経て北海道大学で教授に就任。その後は京都大学教授[3]、岡山理科大学教授を歴任。元日本物理学会会長。 研究場の量子論の手法を統計物理学に適用することで、グリーン関数 に関する統計力学の手法を提案した[4]。 豊沢豊と行った半導体の不純物バンドに関する研究は、ランダム格子内の電子の運動を記述する松原-豊沢モデルとなった[5]。 受賞歴脚注
関連項目外部リンク
|