東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.
東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.とは同人サークル「上海アリス幻樂団」より制作された対戦型弾幕シューティングゲームである。 第3弾「夢時空」や第9弾「花映塚」と同様、「ティンクルスタースプライツ」のゲームシステムを踏襲したものとなる。 本作は2023年8月13日に「コミックマーケット102」とsteamで製品版が配布された。 システム→「ティンクルスタースプライツ」も参照
本作は「夢時空」「花映塚」と同様、『ティンクルスタースプライツ』のシステムを借用した対戦型シューティングゲームである。フィールドは画面上に2つ存在し、ストーリーモードでは左側が自フィールド、右側が相手フィールドとなり、VSモードでは左側が1P、右側が2Pとなる。 それぞれの画面に出現する雑魚敵をショットで倒すことで相手の画面に弾を送り込むことができる。相手フィールドに弾ではなく幽霊(ピュア霊)が出現する場合があり、これを倒すと相手フィールドに動物霊(オオカミ/オオワシ/カワウソ)が出現する。動物霊を倒すと相手に動物霊またはEXアタック(機体ごとに異なる攻撃)が送られる。また、短時間にたくさんの動物霊を倒すと「暴走アタック」となり、ゲージ消費なしでC3やC4(後述)と同等の攻撃を送ることができる[1]。 雑魚敵を倒した際に出現する「霊力アイテム」を回収することで画面下部のゲージが溜まり、このゲージを一定量消費することで「チャージアタック」を使用することができる。チャージアタックにはレベル1からレベル4(以下、C1やC4と表記する)までの4種類があり、C1は強化ショット、C2は機体によって異なる様々な効果、C3はEXアタックの強化版を送り込む効果、C4は相手の画面にボスを送り込む効果がある。なお、C3とC4は繰り返し使うことでレベルが上がり、より避けにくい攻撃となる。 防御手段としてボムが存在する。今作のボムは「花映塚」と異なり回数制限があり、一部のアビリティカード(後述)を使用しない限り試合中に回復することはない。また、他の防御手段として「オートバリア」があり、有効な状態だと被弾してもミスにならずにオートバリアが破壊され、オートバリアがない状態で被弾するとミスとなりライフを1つ失う。オートバリアがないときにC3やC4を自力で使用するとオートバリアが回復する。 「虹龍洞」に登場したアビリティカードの要素が引き継がれており、装備することでショットが強化されたり、ボムの使用可能回数が増えたりする。各キャラクターごとにアビリティカードが2枚ずつ設定されており、ストーリーモードではステージクリアのたびに敵キャラが持つカードのうちランダムで1枚を貰うことができる。VSモードでは開始時にいずれか1枚のカードを選択して装備する(カード無しの設定も可能)。 ストーリーモードは全6面で、ライフは5。途中のステージでライフを失っても回復しないようになっている。ストーリーモードの特殊仕様として、プレイヤーがある程度攻撃を送る度にCPUがゲージ消費なしにC3やC4を使用し、この特殊C4によって送られるボスを数回倒せば勝利扱いとなるようになっている[2]。また、最終ステージのボスはプレイヤー操作時には使用できない、特殊なボスアタックを使用してくる。 なお、本作にはオンラインVSモードが用意されており、ネット対戦が可能。ただし公式のサポートはない。 ストーリー
なお、本作では、登場する19人のキャラクターのそれぞれに異なるストーリーが用意されている。 登場人物→「東方Projectの登場人物」および「幻想郷」も参照
新規の登場人物ここでは、『獣王園』初出の登場人物を解説する。
既存の登場人物詳細は「東方Projectの登場人物」を参照 ここでは、『獣王園』が初出ではない登場人物を解説する。 曲目リスト
参考文献脚注
外部リンク |
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