東勝寺 (藤沢市)
東勝寺(とうしょうじ)は、神奈川県藤沢市にある臨済宗円覚寺派の寺院。山号は点燈山。 歴史秋雄和尚によって南北朝時代(1300年代)に創建された。東勝寺(鎌倉市)で、執権北条高時一族が滅亡(1333年)したことを悼み、密かに建立されたと伝えられている。そのため、山号を再び燈を点じる点燈山と呼ぶ。後に中興の祖、天遊和尚(慶長14年・1609年没)によって寺は一新された[1]。 しかし江戸時代後期に現在の山門(貞享3年・1686年 鎌倉大工渋沢七郎兵衛 造)を残して焼失。その後延享3年(1746年)に再建されたのが旧本堂である。関東大震災でも被害を受け、幾度も修復されたが雨漏りなど老朽化が激しく、平成5年(1993年)に現在の住職の元に再建が発願。平成9年(1997年)に本堂と客殿の新築および山門の修復が完成した。本堂の欄間には再建時(延享3年1746年)のものがはめ込まれている。 本尊東勝会と称した各会があり、地域住民が参加できる。 ・東詠会(御詠歌) ・東禅会(坐禅) ・東心会(写経) ・東茶会(茶道) またおとなの寺子屋、学生団体による子ども食堂、NPO法人による日本語教室、学習支援、国際交流会などが定期的に開催されている アクセス脚注注釈出典参考文献
関連項目外部リンク
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