札幌パルコ
札幌PARCO(さっぽろパルコ)は、北海道札幌市中央区にある株式会社パルコが運営する商業施設。 概要2019年、翌年の開業45周年に向け、段階的な大規模リニューアルで2020年度上期までに全館の60%以上の刷新を発表。第一弾として、「全道を代表するファッション&モード」をテーマにファッションの大型改装を実施した[広報 2]。 2020年3月27日、無印良品を5F・6Fの2フロアにてリニューアルオープンした。売場面積約2700㎡の北海道最大級店舗となり、当時北海道初となる冷凍食品の取り扱いを始めた[広報 3][広報 4][2]。当初は3月13日に開店する予定だったが、新型コロナウイルス緊急事態宣言で延期となった[広報 5]。 2022年6月2日、スシローが開店。北海道では初めて商業施設のレストラン街に出店し、都市型価格も北海道の店舗で初めて適用した[3]。 ピヴォの閉館に伴い、タワーレコードが2023年9月16日、7階に移転開業した[4]。 2023年9月30日、8階で営業していたごまそば八雲が閉店。1975年8月の札幌パルコ誕生とともに出店しており、48年間の営業を終えた[5]。 沿革店内構成出典:[広報 6] 主なテナント
過去のテナント
札幌ZERO GATE札幌パルコ新館元々、丸井今井系の商業施設札幌マルサ2が営業していたが2004年8月末に閉店。パルコが丸井今井から取得し、05年3月31日に札幌パルコ新館として開業した[広報 7]。 ZARAやフランフランなど5つのテナントが入居していたが、売上が低迷。札幌店全体の1割に満たず、本館に経営資源を集中するため2011年に閉館[6]。 札幌信用金庫(現在の北海道信用金庫[注釈 1])が隣接する本部ビルと合わせて建て替える意向を示したため、売買に合意。2011年4月、札幌信金に売却した[6]。 札幌ZERO GATE
札幌信用金庫本店ビルと旧札幌パルコ新館を取り壊し、新本店ビルとテナントビルの2棟建ての計画となった[8]。パルコが全体の土地面積約1667㎡の一部、約360㎡を札幌信金から賃借。自前で商業施設を建設し、接して建てられた共同ビル2棟の内、商業施設を区分所有することになった[9]。 2016年2月26日にFOREVER 21が開店。2019年10月末、FOREVER 21米国本社の破産法適用での日本撤退に伴い閉店[10][11]。 2019年12月10日、跡地にラオックスが入居した。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で、2020年2月末から休業。 その後、KDDIの直営店舗「au Style SAPPORO」が出店することになり、2024年3月31日に地下2階がオープン。4月9日、1階がグランドオープンするとともに、キャンドゥ札幌大通店が2階から3階に出店した[12][13]。 2023年3月1日、パルコの組織改定により、J.フロント都市開発が継承[広報 8]。 テナント出典:[広報 9] 地下2階・1階
2階 - 3階 4階
脚注注釈出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
関連項目外部リンク |