本富士警察署(もとふじけいさつしょ)は、警視庁が管轄する警察署。第五方面本部所属。
概要
文京区本郷地域南半分が管轄内にある。東京大学を範囲とし、管内の治安も比較的良いため、いわゆるキャリア組が所轄署にて現場研修をする場合はここになることも多いとされる[注 1]。署員数およそ160名の小規模警察署であり、署長は警視。
本富士署長は警察キャリアの中でも有望な若手が就任するポストであり、第16代警察庁長官の国松孝次、安倍晋三内閣で内閣情報官を務めた北村滋も本富士署長を経験していた[1]。
識別章所属表示はQD。車両の対空表示は「士」。
所在地
管轄区域
- 文京区の一部
- 湯島一・二・三・四丁目(全域)
- 本郷一丁目(一部を除く)、二・三丁目、四丁目(一部を除く)、五・六・七丁目(本郷一・四丁目の各一部は富坂警察署の管轄)
- 西片一・二丁目(全域)
- 弥生一・二丁目(全域)
- 根津一・二丁目(全域)
- 向丘一・二丁目(各一部を除く。向丘一・二丁目の各一部は駒込警察署の管轄)
- 台東区の一部
沿革
組織
交番
- 本郷交番(文京区本郷四丁目)
- 壱岐坂交番(文京区本郷一丁目)
- 天神町交番(文京区湯島三丁目)台東区池之端一丁目3番も管轄する。
- 根津交番(文京区根津一丁目)
- 弥生町交番(文京区弥生一丁目)
- 駐在所、地域安全センターはない。
主な事件・出来事
脚注
注釈
出典
- ^ 別冊宝島 『安倍晋三 その人脈と金脈』 宝島社 p.39
- ^ 被告中村一平の陪審公判開く『東京日日新聞』昭和4年3月19日(『昭和ニュース事典第2巻 昭和4年-昭和5年』本編p153 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 「中学校にも6本」『朝日新聞』昭和44年(1972年)10月1日朝刊、12版、15面
- ^ 「黒ヘルも軍事訓練 爆弾をためす?」『朝日新聞』昭和47年(1972年)5月28日朝刊、13版、22面
外部リンク