「春にして君を想う」(はるにしてきみをおもう、英語: Childish Tango[1])は、小沢健二の18thシングル。1998年1月28日に東芝EMIから発売。
解説
1997年8月24日に長野県の富士見高原スキー場で行われたライヴ「PARTY PARTY'97 」において、新曲として披露された。
シークレット・トラックとして「ある光」が収録されている。この作品以降、小沢は2017年の『流動体について』まで、約20年間CDシングルをリリースしなかった。
アルバムに収録されることはなかったが、2023年に川上未映子による短編集「愛の夢とか」より「アイスクリーム熱」を原案に千原徹也が監督した映画「アイスクリームフィーバー」のエンディングテーマに起用されたことからその際にリマスターされた音源が同年6月20日に「春にして君を想う (2023 Remaster)」として配信限定でリリースされ、同年7月14日には完全限定生産で小沢自らがデザインした7inchアナログ盤も制作され、ユニバーサルミュージックの公式通販サイトにて抽選販売が行われた[1][2]。アナログ盤は透明ピンクのレコードの片面にドット絵の読書する猫、アイス食う鮫、マッチョ犬がレーザーで彫られ、ジャケットはシルクスクリーンで印刷された。
収録曲
- 春にして君を想う
(作詞・作曲:KO[3]編曲:渋谷毅)
- 春にして君を想う (instrumental)
- ある光
パッケージ上には記載されていないが、2の演奏終了後、数秒間の無音部を挟み、前作(“JFK 8'16" Full Length”のバージョン)が収録されている。
参加ミュージシャン・スタッフ
参加ミュージシャン
- written&produced by KO
- arranged by Takeshi Shibuya
- Shibuya Takeshi Orchestra:
- Koichi Matsukaze (flute)
- Kohsuke Mine (tenor sax)
- Kenta Tsugami (soprano sax)
- Eiichi Hayashi (alto sax)
- Taisei Aoki (trombone)
- Akihiro Ishiwatari (guitar)
- Tamio Kawabata (bass)
- Ryojiro Furusawa (drums)
- Takeshi Shibuya (piano)
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スタッフ
- a&r producer ・ Makoto ELF Ito
- a&r director ・ Hiromitsu Takada
- photography ・ HRMX 101 (PhotoDroid)
- art direction&design ・ AKM9000
- recorded by Hiroyuki Hamano
- mixed by HH&KO
- mastered by Tom Coyne at Sterling Sound
- dedication ・ my parents&STO
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収録アルバム
テレビ出演
脚注