「ある光」(あるひかり)は、小沢健二の17thシングル。1997年12月10日に東芝EMIから発売。12インチアナログ盤も翌年1998年1月1日に発売された。
解説
表題曲は小沢の母方の祖父・下河辺孫一の死に際して捧げられた一曲[2]。イントロはエリック・カズの「Good as it can be」から引用されている。
ジャケット写真は紀里谷和明の撮影。アナログ盤はHIROMIX撮影。
小沢がホストを務めるApple Musicのオリジナル番組『Tokyo, Music & Us 2017-2018』のエピソード2(2018年2月2日公開)にて、表題曲が小沢と峯田和伸(銀杏BOYZ)のデュエットでカバーされている[3]。また、この公開と同日の2018年2月2日から本シングルの収録曲のうち「ある光 (JFK 8'16" Full Length)」のみiTunes StoreおよびApple Storeで配信が開始されている。
収録曲
CD
- ある光 (JFK 8'16" Full Length)
- 祖父・下河辺孫一に捧げられた一曲で、彼の搭乗した飛行機がジョン・F・ケネディ国際空港に到着した際に思いついたという[要出典]。小沢のシングルA面曲では最長。CDで発表されている曲で、セリフが入っている曲は「愛し愛されて生きるのさ」とこの曲のみ。
- この次にリリースされたシングルCD『春にして君を想う』にも、シークレットトラックとして本曲が収録されている。
- ある光 (JFK 4'23" F.O.)
- 1の歌詞の一部をカットし短縮したヴァージョン。テレビの歌番組に出演した際、オリジナル版では長すぎるという事もあってか、専ら短縮されたこちらを披露していた。
- 美しさ
- CD盤にのみ収録。「さよならなんて云えないよ」のジャズアレンジ。
(全曲 作詞・作曲・編曲:KO[注釈 1])
アナログ
- SIDE-A
- ある光 (JFK 8'16" Full Length)
- SIDE-B
- ある光 (JFK 8'16" Full Length Instrumental) ※アナログ盤のみ収録。
(全曲 作詞・作曲・編曲:KO)
参加ミュージシャン・スタッフ
参加ミュージシャン
- all songs written, composed, and produced by KO
- KO: vocals, backing vocals, electric guitar and wah-wah guitar
- tatsuyuki aoki: drums
- kitaro nakamura: electric bass
- yasuharu nakanishi: keyboards
- makoto "kimuchi" kimura: percussion
- KO, kimura and kent sasaki: hand clap
- track 3
- KO: vocal, acoustic guitar
- takeshi shibuya: acoustic piano
- tamio kawabata: acoustic bass
- *recorded and mixed live 一発録り
- recorded and mixed by hiroyuki hamano
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スタッフ
- a&r director: hiromitsu takada
- a&r producer: makoto itoh
- promotion: toshiba emi - virgin division
- management: dkm
- photography and art direction: kaz kiriya
- KO would like to thank: MT, MO, michael scheidler and friends in NYC, Shanghai and Tokyo 謝々
- to my grandfather SHIMOKOBE MAGOICHI 下河辺孫一 (1909.2.5 - 1997.10.10)
- tatsuyuki aoki (tokyo ska paradise orchestra) appears by the courtesy of Epic/Sony Records
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テレビ出演
脚注
注釈
- ^ 小沢健二のこと。本作と次作のみで用いられた表記である。
出典