明神 しじま(みょうじん しじま、1989年[1]4月15日 -)は、日本の小説家、推理作家。東京都生まれ[1]。
略歴
2010年に短編「商人の空誓文」で第7回ミステリーズ!新人賞佳作(選考委員:桜庭一樹、辻真先、貫井徳郎)を深緑野分の「オーブランの少女」とともに受賞(この回の受賞作は、美輪和音の「強欲な羊」)。デビュー当時、早稲田大学人間科学部に在学。大学在学中、ワセダミステリクラブに所属[2]。2022年、初の単行本『あれは子どものための歌』を刊行。
作品リスト
単行本
- あれは子どものための歌(2022年1月 東京創元社 ミステリ・フロンティア)
- 商人の空誓文 (『ミステリーズ!』vol.44 DECEMBER 2010)
- あれは子どものための歌(『ミステリーズ!』vol.59 JUNE 2013)
- 対岸の火事(『ミステリーズ!』vol.93 FEBRUARY 2019)
- ふたたび、初めての恋(書き下ろし)
- 諸刃の剣(書き下ろし)
アンソロジー
「」内が明神しじまの作品
- ベスト本格ミステリ2014(2014年6月 講談社ノベルス)「あれは子どものための歌」
- 【改題】子ども狼ゼミナール 本格短編ベスト・セレクション(2018年1月 講談社文庫)
脚注
- ^ a b 第7回ミステリーズ!新人賞 |東京創元社
- ^ wasemisuの2010年12月22日のツイート、2022年1月27日閲覧。
関連項目
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受賞作 |
- 第1回 受賞作なし
- 第2回 高井忍「漂流巌流島」
- 第3回 秋梨惟喬「殺三狼」 / 滝田務雄「田舎の刑事の趣味とお仕事」
- 第4回 沢村浩輔「夜の床屋」
- 第5回 梓崎優「砂漠を走る船の道」 / 市井豊「聴き屋の芸術学部祭」(佳作)
- 第6回 受賞作なし
- 第7回 美輪和音「強欲な羊」 / 明神しじま「商人の空誓文」(佳作) / 深緑野分「オーブランの少女」(佳作)
- 第8回 受賞作なし
- 第9回 近田鳶迩「かんがえるひとになりかけ」 / 中村みしん「○の一途な追いかけかた」(佳作) / 天野暁月「清然和尚と仏の領解」(佳作)
- 第10回 櫻田智也「サーチライトと誘蛾灯」
- 第11回 浅ノ宮遼「消えた脳病変」
- 第12回 伊吹亜門「監獄舎の殺人」 / 榊林銘「十五秒」(佳作)
- 第13回 受賞作なし
- 第14回 受賞作なし / 丹野一郎「未知との遭遇」(優秀賞)
- 第15回 齊藤飛鳥「屍実盛」
- 第16回 床品美帆「ツマビラカ~保健室の不思議な先生~」
- 第17回 大島清昭「影踏亭の怪談」 / オオシマカズヒロ「噛む老人」
- 第18回 柳川一「三人書房」 / 村嶋祝人「百円玉」(優秀賞)
- 第19回 真門浩平「ルナティック・レトリーバー」
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選考委員 | |
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関連項目 | |
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