旧把撥駅(クパバルえき)は大韓民国ソウル特別市恩平区津寛洞(朝鮮語版)にある、ソウル交通公社3号線の駅。駅番号は320。梧琴駅・水西駅始発の列車の約半分はこの駅まで運行して紙杻車両事務所(朝鮮語版)に入庫する。
歴史
駅名の由来
旧把撥(クパバル)は読んで字のごとく旧・把撥(パバル)であり、把撥とは昔、都と辺境をつないだ連絡官たちの伝令網のことを指し、その伝令を伝える馬を把撥馬(パバルマ)と言った。したがって旧把撥駅は昔、その伝令馬の駅があったところである。
駅構造
ホーム階は地下2階にあり、島式ホーム1面2線を有している。保安用にホームドアシステム(フルスクリーンタイプ)を装備する。
改札階は地下1階にあり、改札口は北側(紙杻寄り)、中程、南側(ヨンシンネ寄り)の3ヶ所ある。中程の改札のみホームへの連絡エレベーターが設置されている。化粧室は改札外に設置されている。
出入口は1番から4番までの計4ヶ所ある。
また、同駅北側には同駅始発・終着列車用の待避線がある。
のりば
案内上ののりば番号は設定されていない。
利用状況
近年の一日平均利用人員推移は下記のとおり。
路線
|
2000年
|
2001年
|
2002年
|
2003年
|
2004年
|
2005年
|
2006年
|
2007年
|
2008年
|
2009年
|
出典
|
3号線
|
乗車人員
|
16,033
|
16,030
|
15,592
|
14,803
|
14,633
|
13,530
|
12,168
|
10,629
|
10,976
|
11,446
|
[1]
|
降車人員
|
11,462
|
11,161
|
10,904
|
10,527
|
10,423
|
9,410
|
8,157
|
6,870
|
7,489
|
8,461
|
乗降人員
|
27,494
|
27,191
|
26,495
|
25,330
|
25,056
|
22,940
|
20,325
|
17,498
|
18,465
|
19,907
|
路線
|
2010年
|
2011年
|
2012年
|
2013年
|
2014年
|
2015年
|
3号線
|
乗車人員
|
12,894
|
15,551
|
16,301
|
17,001
|
17,646
|
17,598
|
降車人員
|
9,528
|
11,698
|
12,588
|
13,339
|
14,190
|
14,423
|
乗降人員
|
22,422
|
27,249
|
28,889
|
30,340
|
31,836
|
32,020
|
駅周辺
過去にあったもの
- 旧把撥市場(恩平ニュータウン再開発で消滅)
- 記者村(恩平ニュータウン再開発で事実上消滅)
隣の駅
- ソウル交通公社
- 3号線
- 紙杻駅 (319) - 旧把撥駅 (320) - ヨンシンネ駅 (321)
脚注
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、 旧把撥駅に関連するカテゴリがあります。
|