日本車いすバスケットボール選手権大会(にほんくるまいすバスケットボールせんしゅけんたいかい)は、日本車いすバスケットボール連盟・日本パラスポーツ協会が主催する車いすバスケットボールの全国大会である。
歴史
1970年11月29日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館に7チームが集まり「第1回車椅子バスケットボール競技大会」として開催、翌年、「全国車椅子バスケットボール競技大会」に改められる。2年の休止を経て、1974年再開、1975年に日本車椅子バスケットボール連盟が設立されたのに伴い、現大会名に改め現在に至る。
概略
毎年5月2日から4日にかけて東京体育館で開催されるが、2018年と19年は東京パラリンピック会場である武蔵野の森総合スポーツプラザで開催。各ブロック予選を勝ち抜いた20チームが参加。ノックアウト方式により車いすバスケットボール日本一を争う。優勝チームには天皇盃[1]と内閣総理大臣杯が手渡される。
個人賞はMVP、オールスター5(ベスト5)、ベストレフェリー賞などがある[2]。2017年から女子選手の出場も認められており、ベスト5にも選出されている[3]。2019年から健常者の出場も認められている[4]。
歴代優勝チーム
| |
年度 |
回 |
優勝 |
決勝 |
準優勝 |
会場
|
1970年 |
1 |
労災リハビリテーション長野作業所 |
- |
労災リハビリテーション千葉作業所 |
駒沢オリンピック公園体育館
|
1971年 |
2 |
長野WBC |
- |
労災リハビリテーション千葉作業所 |
オリンピック記念青少年総合センター体育館
|
1974年 |
3 |
長野WBC |
- |
太陽の家WBC |
佼成学園体育館
|
1975年 |
4 |
長野WBC |
- |
北九州足立クラブ |
佼成学園体育館
|
1976年 |
5 |
北九州足立クラブ |
- |
長野WBC |
佼成学園体育館
|
1977年 |
6 |
北九州足立クラブ |
- |
千葉作業所チーム |
佼成学園体育館
|
1978年 |
7 |
長野WBC |
- |
北九州足立クラブ |
佼成学園体育館
|
1979年 |
8 |
千葉作業所チーム |
- |
北九州足立クラブ |
大阪市中央体育館
|
1980年 |
9 |
労災リハビリテーション千葉作業所チーム |
- |
東京クラブ |
佼成学園体育館
|
1981年 |
10 |
東京WBC |
- |
千葉 |
佼成学園体育館
|
1982年 |
11 |
千葉 |
- |
東京WBC |
佼成学園体育館
|
1983年 |
12 |
東京WBC |
- |
千葉 |
駒沢オリンピック公園体育館
|
1984年 |
13 |
北九州足立クラブ |
- |
東京WBC |
駒沢オリンピック公園体育館
|
1985年 |
14 |
千葉WBC |
- |
千葉 |
大分県立総合体育館
|
1986年 |
15 |
奈良ディアー |
- |
パラ神奈川SC |
佼成学園体育館
|
1987年 |
16 |
奈良ディアー |
- |
パラ神奈川SC |
駒沢オリンピック公園体育館
|
1988年 |
17 |
奈良ディアー |
- |
パラ神奈川SC |
駒沢オリンピック公園体育館
|
1989年 |
18 |
東京WBC |
- |
パラ神奈川SC |
神戸ポートアイランドホール
|
1990年 |
19 |
パラ神奈川SC |
- |
千葉ホークス |
東京夢の島体育館
|
1991年 |
20 |
千葉ホークス |
- |
埼玉ライオンズ |
東京体育館
|
1992年 |
21 |
明和BBC |
- |
パラ神奈川SC |
東京体育館
|
1993年 |
22 |
パラ神奈川SC |
- |
千葉ホークス |
東京体育館
|
1994年 |
23 |
千葉ホークス |
- |
パラ神奈川SC |
東京体育館
|
1995年 |
24 |
千葉ホークス |
- |
パラ神奈川SC |
東京体育館
|
1996年 |
25 |
千葉ホークス |
- |
三重パワーズ |
東京体育館
|
1997年 |
26 |
パラ神奈川SC |
- |
ワールドBC |
東京体育館
|
1998年 |
27 |
千葉ホークス |
- |
明和BBC |
東京体育館
|
1999年 |
28 |
ワールドBBC |
- |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2000年 |
29 |
ワールドBBC |
- |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2001年 |
30 |
ワールドBBC |
- |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2002年 |
31 |
ワールドBBC |
- |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2003年 |
32 |
千葉ホークス |
- |
明和BBC |
東京体育館
|
2004年 |
33 |
明和BBC |
56 - 47 |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2005年 |
34 |
千葉ホークス |
56 - 41 |
ワールドBBC |
東京体育館
|
2006年 |
35 |
千葉ホークス |
61 - 42 |
宮城MAX |
東京体育館
|
2007年 |
36 |
千葉ホークス |
68 - 48 |
宮城MAX |
東京体育館
|
2008年 |
37 |
宮城MAX |
58 - 46 |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2009年 |
38 |
宮城MAX |
64 - 54 |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2010年 |
39 |
宮城MAX |
76 - 46 |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2011年 |
|
|
中止 |
|
|
2012年 |
40 |
宮城MAX |
64 - 50 |
NO EXCUSE |
東京体育館
|
2013年 |
41 |
宮城MAX |
77 - 45 |
NO EXCUSE |
東京体育館
|
2014年 |
42 |
宮城MAX |
52 - 49 |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2015年 |
43 |
宮城MAX[5] |
64 - 19 |
埼玉ライオンズ |
東京体育館
|
2016年 |
44 |
宮城MAX |
73 - 44 |
千葉ホークス |
東京体育館
|
2017年 |
45 |
宮城MAX |
55 - 52 |
NO EXCUSE |
東京体育館
|
2018年 |
46 |
宮城MAX |
87 - 78 |
NO EXCUSE |
武蔵野の森総合スポーツプラザ
|
2019年 |
47 |
宮城MAX |
71 - 35 |
埼玉ライオンズ |
武蔵野の森総合スポーツプラザ
|
2023年 |
48 |
パラ神奈川SC |
- |
NO EXCUSE |
東京体育館
|
- 2011年は東日本大震災のため中止。2014年は世界卓球団体戦(ディビジョン2~5)開催の関係で5月中旬に開催。
MVP
年度 |
大会 |
受賞選手
|
2006年 |
第35回 |
香西宏昭(千葉ホークス)
|
2007年 |
第36回 |
香西宏昭(千葉ホークス)
|
2008年 |
第37回 |
藤井新悟(宮城MAX)
|
2009年 |
第38回 |
藤本怜央(宮城MAX)
|
2010年 |
第39回 |
豊島英(宮城MAX)
|
2012年 |
第40回 |
中澤正人(宮城MAX)
|
2013年 |
第41回 |
豊島英(宮城MAX)
|
2014年 |
第42回 |
藤本怜央(宮城MAX)
|
2015年 |
第43回 |
豊島英(宮城MAX)
|
2016年 |
第44回 |
藤本怜央(宮城MAX)
|
2017年 |
第45回 |
藤本怜央(宮城MAX)
|
2018年 |
第46回 |
土子大輔(宮城MAX)
|
2019年 |
第47回 |
藤本怜央(宮城MAX)
|
脚注
関連項目
外部リンク
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統括団体 | |
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代表チーム | |
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JBA直轄リーグ |
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JBA加盟連盟 | |
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JBA公認団体 | |
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過去に存在したリーグ | |
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国内カップ他 | |
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表彰 | |
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関連項目 | |
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