排水路排水路(はいすいろ)は、排水用に整備されている水路。 概要排水路は専ら農業や生活排水など不要になった水をひとつに集め流しているものである。農業排水路は悪水路と称される場合もある。多くはコンクリート張り、又は蓋がされ暗渠となっているものが多い。水質は排水路ということもあり、決して良好とは言い難い。○○川と称しているものでも、排水機能を併せ持つ場合○○排水路とも呼ばれている(例:鴻沼川→鴻沼排水路)。排水路の多い埼玉県では○○落という名称の排水路がかつては多かった。現在は○○落排水路が正式名称となっている水路もある。 都市の場合、都市化が急激に進むと排水システムを圧迫させることにつながり、インドネシア、フィリピン、タイ王国などの低地にある都市では洪水の発生が問題となっており、専門家からは大規模な排水システム建設が提言されている[1]。 日本の排水路多くの排水路は排水を目的とした水路(人工河川)である。名称に排水路・悪水路・堀川・落とつくものを列記しているが、別名として排水路が付くものも挙げている。また、人口密集地となっている関東地方以外では無名の排水路がほとんどとなっている。 排水路一覧茨城県
千葉県
埼玉県
神奈川県新潟県マレーシアの排水路マレーシアのクアラルンプールでは洪水対策のため、地下に2層構造のトンネルが建設され、平常時は地下道として使用し、洪水時には地下排水路として用いることができるよう整備されている[1]。
脚注
関連項目 |