戸越公園駅(とごしこうえんえき)は、東京都品川区戸越五丁目にある、東急電鉄大井町線の駅である。駅番号はOM03。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎は各ホームごとにある。
ホームと改札間には階段・スロープがある。2面あるホーム間には連絡通路がなく、改札内での往来は出来ない。トイレは下り線側にある。
かつては前後が踏切に挟まれており、ホーム有効長はかつて運行されていた18 m車で4両編成、後に投入される大形20 m車で3両編成分しか確保出来ないことから、大井町寄り2両はドアが開かずドアカット扱いを実施していた。2013年(平成25年)2月に大井町寄りにある踏切を移設する形でホーム有効長を2両分延伸する工事が完了し、同月24日よりドアカットが解消された[6][4]。
サービス係「専門社員」導入駅のため、大井町駅より遠隔監視している。
ドアカットの歴史
1974年(昭和49年)4月より、田園都市線[注釈 1](当時)でそれまでの18 m車4両編成から8000系[注釈 2]による大形20 m車4両編成運行が開始されたが、踏切に挟まれた当駅はホーム有効長が確保出来ないため、大井町寄り1両をドアカットとした[7]。
1976年(昭和51年)4月からは5両編成運行が開始され[2]、1981年(昭和56年)4月1日からは初代6000系、7200系による18 m車6両編成運行が開始され、これらの車両では大井町寄り2両がドアカットとなった[8](初代5000系5両編成は大井町寄り1両がドアカット[3])。なお、18 m車6両編成は1989年(平成元年)1月26日ダイヤ改正で運行終了している。
のりば
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ホームは緩やかなカーブを描いている。
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大井町方周辺 道路付替えとホーム延伸に伴い、当駅でのドアカットは解消された。
利用状況
2023年度の1日平均乗降人員は12,977人[東急 1]である。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。
年度別1日平均乗降・乗車人員[11]
年度
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1日平均 乗降人員[12]
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1日平均 乗車人員[13]
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出典
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1990年(平成02年)
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9,225
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[* 1]
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1991年(平成03年)
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9,322
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[* 2]
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1992年(平成04年)
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9,030
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[* 3]
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1993年(平成05年)
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8,923
|
[* 4]
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1994年(平成06年)
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|
8,534
|
[* 5]
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1995年(平成07年)
|
|
8,332
|
[* 6]
|
1996年(平成08年)
|
|
7,863
|
[* 7]
|
1997年(平成09年)
|
|
7,748
|
[* 8]
|
1998年(平成10年)
|
|
7,430
|
[* 9]
|
1999年(平成11年)
|
|
7,128
|
[* 10]
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2000年(平成12年)
|
|
6,984
|
[* 11]
|
2001年(平成13年)
|
|
6,839
|
[* 12]
|
2002年(平成14年)
|
13,106
|
6,641
|
[* 13]
|
2003年(平成15年)
|
13,229
|
6,683
|
[* 14]
|
2004年(平成16年)
|
13,297
|
6,641
|
[* 15]
|
2005年(平成17年)
|
13,160
|
6,598
|
[* 16]
|
2006年(平成18年)
|
13,208
|
6,619
|
[* 17]
|
2007年(平成19年)
|
13,365
|
6,658
|
[* 18]
|
2008年(平成20年)
|
13,097
|
6,529
|
[* 19]
|
2009年(平成21年)
|
12,867
|
6,408
|
[* 20]
|
2010年(平成22年)
|
12,810
|
6,367
|
[* 21]
|
2011年(平成23年)
|
12,815
|
6,369
|
[* 22]
|
2012年(平成24年)
|
13,139
|
6,529
|
[* 23]
|
2013年(平成25年)
|
14,752
|
7,329
|
[* 24]
|
2014年(平成26年)
|
14,102
|
7,002
|
[* 25]
|
2015年(平成27年)
|
14,227
|
7,056
|
[* 26]
|
2016年(平成28年)
|
14,369
|
7,126
|
[* 27]
|
2017年(平成29年)
|
14,268
|
7,068
|
[* 28]
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2018年(平成30年)
|
13,718
|
6,792
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[* 29]
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2019年(令和元年)
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[東急 2]13,681
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6,768
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[* 30]
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2020年(令和02年)
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[東急 3]10,426
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2021年(令和03年)
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[東急 4]11,468
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2022年(令和04年)
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[東急 5]12,141
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2023年(令和05年)
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[東急 1]12,977
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駅周辺
- 戸越公園 : 駅名の由来となる江戸時代の肥後国熊本藩細川家の下屋敷の名残りである静かな庭園である。駅から徒歩5分(品川区豊町二丁目1-30)。
- 蛇窪神社:開業時の駅名の由来となった神社。駅から徒歩12分(品川区二葉四丁目4-12)で、神社から当駅までのルートは白蛇さまの戻り道開運コースと称されている。なお、距離的には隣の中延駅の方が近い。
官公庁・公共施設
教育機関
高等学校
小中学校
保育園・幼稚園
- 品川区立ゆたか保育園
- 品川区立南ゆたか保育園
- 日本音楽学校幼稚園
- グローバルキッズ戸越園
- とごし幼稚園
- 東戸越保育園
- けやき保育園
- めるへんキッズ戸越
郵便局 ・ 金融機関
交通
神社仏閣
企業
温泉・銭湯施設
店舗
ギャラリー
隣の駅
- 東急電鉄
- 大井町線
- ■急行
- 通過
- □各駅停車(二子新地・高津は通過)・■各駅停車(二子新地・高津に停車)
- 下神明駅 (OM02) - 戸越公園駅 (OM03) - 中延駅 (OM04)
脚注
注釈
- ^ 当時の東急田園都市線は、大井町駅 - 自由が丘駅 - 二子玉川園駅(現・二子玉川駅) - 長津田駅 - すずかけ台駅である。
- ^ この時投入されたのは、5次車4両編成5本(8043 - 8051編成)で、デハ8100形にパンタグラフ2台を搭載するなど、特異なグループである。
出典
- 東京都統計年鑑
- 東急電鉄の1日平均利用客数
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 戸越公園駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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