戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-03【人喰い河童伝説】
『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-03【人喰い河童伝説】』は、2012年製作、2013年2月2日発売のオリジナルビデオ作品[1]。スピンオフ作品に『GOOD-BYE』がある[2]。 概要フェイクドキュメンタリースタイルのホラー映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズの第3弾。 イベント『史上最恐の劇場版』公開記念 “コワすぎ!祭”にて劇場上映された[3][注 1]。また、『史上最恐の劇場版』公開記念 “コワすぎ!祭”では戦慄怪奇ファイルコワすぎ!シリーズの過去作品『FILE-01【口裂け女捕獲作戦】』、『FILE-02【震える幽霊】』、『FILE-04【真相!トイレの花子さん】』、『劇場版・序章【新説・四谷怪談 お岩の呪い】』も上映された[3]。 あらすじ前回の収録時に病院送りになったディレクター・工藤が不在のまま、アシスタントの市川とカメラマンの田代は投稿された動画の真相を追いコワすぎ!シリーズの制作を続けていた。 投稿者の井上健太と佐藤有里が池で釣りをしていると、動物の死骸と大量のキュウリを見つけた。井上は、これはその地域で伝説となっている河童の仕業ではないかと思い、編集部に投稿したのだ。市川と田代は彼らと共に動画を撮影した現場に赴き、人間とは比較にならないほど大きな足あとと、結界のような印を発見する。池から近い距離にある農家の畑でキュウリが散乱しているのを見かけ、持ち主の鈴木に話を聞くが、彼は話を聞こうともせず、市川らを追い払う。しかし、差し出されたカメラの映像に釘付けになる鈴木は何かを隠しているようだった。 そんな時に病院から工藤が無断退院したとの連絡を受け、合流する。松葉杖をつき、五体満足ではない体ながら、またしても「河童の捕獲」を目論む工藤。そんな折、投稿者2人が再び沼を訪れ、河童を捕獲しようとして失敗、有里が呪いを受けてしまう。工藤の働きでひとまず有里は沈静化し、次に工藤は自分で河童を捕獲しようとするも返り討ちに遭い、市川がさらわれかけるが、鈴木が助けに入り難を逃れる。実は鈴木の娘は河童が現れた沼で行方不明になっていた過去があった。鈴木は娘がにさらわれたと思い、ひそかに復讐を誓って準備を進めていたが、コワすぎ!のDVDを見て工藤の真剣さに胸を打たれ、協力する気になったという。 鈴木が罠を張り、河童を一網打尽にする作戦を立てた工藤たちは、決戦の場に臨む。一度目は河童に圧倒された工藤だが、呪いの髪の毛飾りの力を借り河童を殴り倒し、網に収めることに成功する。しかし、暴れた河童は網から逃げ、河童を追う工藤たちの前に巨大化した夕子と河童の大群が現れる。工藤はその場に残る鈴木を残して撤退し、鈴木は孤軍奮闘するも敗北し、入院する。 後日、入院したはずの鈴木が病院を抜け出し、同時に有里が鈴木と同居を始めたという知らせが入る。健太とともに鈴木の家を訪れた工藤たちが見たものは、臨月寸前の有里と、異形の怪物と化した鈴木の姿だった。 キャスト
スタッフ
脚注注釈
出典
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