愛知県立一宮興道高等学校
愛知県立一宮興道高等学校(あいちけんりつ いちのみやこうどうこうとうがっこう)は愛知県一宮市にある公立の高等学校。 沿革
概要2005年(平成17年)の募集人員は320人であったが2006年度(平成18年度)から280人に削減されている。しかし、2010年度(平成22年度)から再び320人に増加した。これは市中心部の人口増によるもの。しかし2014年度(平成26年度)から40人減の280人に再び削減される。 「興道」の名称は近くに位置する一宮市立大和東小学校の旧名「興道尋常小学校」からとったものである。そもそもの由来は漢書司馬相如伝の語句「奔然興道而遷義」で、さかんに道をおこし、その道をおしひろめるという意味である。 開校時は1学年10クラスだったが、第2次ベビーブーム世代が高校生だった1990年(平成2年)頃には一時的に1学年12クラスあった。 校舎校舎の形は興の文字をモチーフに作られている。 各教室の廊下側に窓がなく、かわりに通風のための扉があるが、廊下が閉鎖型のせいもあって風通しが非常に悪い。そのため夏の教室内は非常に暑い。グラウンド側の窓を開けると砂が入り込み教室内が砂だらけになる。設立当初は老人ホームとして建設する予定だった為、開校当初から空調を前提とした設計であると言われていたが、2006年度(平成18年度)に3年生の教室に、翌2007年度(平成19年度)にはすべての教室にクーラーが設置された。しかし、一部の教室によっては上に述べたように校舎の形が整っていないため天井が無駄に広く、空調にも無駄がある。 校舎は建築してから四半世紀を超えても改修工事を行っていないため、外装は壁の色が落ち、内装では床に貼られているシート(この学校の校舎には木材はほとんど使われていない)やコモンホール(多目的広場)の絨毯が剥がれているなどいたみが目立つ。また屋根の構造が複雑なためか、体育館や校舎の雨漏りが激しく、室内の壁が雨漏りによって剥がれているところもある。なので、雨の日の体育館にはビニールシートや新聞紙の上に大量のバケツが置かれていることがある。但し2015年(平成27年)9月より体育館改修工事が始まった。雨漏り防止の抜本的対策がとられることになっている。 課外活動陸上部は1990年(平成2年)、1991年(平成3年)、2007年(平成19年)に名岐駅伝に出場した。 市内では数少ないバドミントン部がある。 出身者最寄り駅関連項目外部リンク |