想い出にさよなら
「想い出にさよなら」(おもいでにさよなら、I Just Fall in Love Again)は、1977年のカーペンターズの曲。 概要ラリー・ハーブストリットが共同制作者のスティーヴ・ドーフ、ハリー・ロイド、グロリア・スクレロフと作曲した楽曲。 ハーブストリットがコーラスのメロディーとコード、および詩のコード進行を作曲し、友人のスティーブ・ドーフに手渡した。そして、ハリー・ロイドとグロリア・スクレロフが歌詞を書いた。 この曲は元々、カーペンターズによって演奏されていたが、後にダスティ・スプリングフィールドによってカバーされた。 カーペンターズバージョンカーペンターズのバージョンは、1977年のアルバム『Passage』に収録された。 カーペンターズの公式ウェブサイトによれば、リチャード・カーペンターは、この歌が妹カレンの声にぴったりだと感じ、自分たちのバージョンにはヒットへの可能性があると感じたと述べている。 しかし、所属レーベルであるA&Mレコードは、トップ40のラジオ局がその時間(4分強)で再生するには長すぎてカットできないため、リリースしないことに決定した[1]。 2004年になって、リチャード・カーペンターは、リミックスした「I Just Fall in Love Again」をカーペンターズの2枚組コンピレーション、『Gold: 35th Anniversary Edition』に追加させた。 演奏者
ダスティ・スプリングフィールドによるカバー1978年夏に収録され、1979年初めに彼女のレコードレーベル、ユナイテッド・アーティスツ・レコードから、アルバム『Living Without Your Love』でリリースされた。 しかし、その後シングルとしてリリースされることはなく、アルバムのプロモーションでのみ使用された。 アン・マレーによるカバー
カナダのカントリーシンガー、アン・マレーは 、お気に入りの女性歌手であるダスティ・スプリングフィールドによって歌われた「I Just Fall in Love Again」を聞いたときに触発され、彼女は新しい気持ちで自分のバージョンのカバー曲を収録することを決め、1979年初頭に『New Kind of Feeling』でリリース。プラチナ・ディスクとなった。 その後、マレーはシングルバージョンもリリースし、 ビルボードのカントリー[2]とアダルトコンテンポラリーチャートで3週間にわたりトップを獲得し、Cash Box Top 100で11位、Billboard Hot 100では12位に達した[3]。 マレーにとって1979年から1980年にかけて、3回連続のカントリーヒットと4回連続のナンバーワンアダルトコンテンポラリーヒットを生み出した最初の曲となった。マレーはこの曲を気に入っていたが、彼女は歌が「カントリーミュージック」だとは考えていなかったが、カントリーチャートで成功した。その後、ビルボードはそれを1979年のカントリーナンバーワンヒットにランク付けした。 マレーは、自身の2007年のアルバム『Duets:Friends&Legends』にダスティ・スプリングフィールドとのデュエットとしてこの曲を収録した。 演奏者
チャート
脚注
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