悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?
『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?』(あくやくれいじょうはできあいルートにはいりました!?)は、十夜による日本のライトノベル。イラストは宵マチが担当している。略称は「溺愛ルート」[3]。「小説家になろう」にて2020年2月から連載され、書籍版はSQEXノベル(スクウェア・エニックス)より2021年2月から刊行されている。「次にくるライトノベル大賞」単行本部門では2021年版で6位[4]、2022年版で1位を獲得している[5]。『このライトノベルがすごい!』単行本・ノベルス部門では2024年版・2025年版で共に3位を獲得している[6][7]。2024年12月時点でシリーズ累計部数は110万部を突破している[8]。 『マンガUP!』(スクウェア・エニックス)にてさくまれんによるコミカライズ版が2022年2月から連載されている[9]。 あらすじルチアーナ・ダイアンサスは前世がアラサー喪女だったこと、自身が夢中になるほどプレイした乙女ゲーム『魔術王国のシンデレラ』に登場する悪役令嬢であることを突然思い出す。ルチアーナは必死に過去の記憶を辿り、断罪イベントが行われるのが1年後であることが判明する。ルチアーナは断罪イベントを回避するために恋愛攻略対象の男性たちを避けようとするが、その思惑に反して男性たちが自身に寄って来るのであった。 登場人物
作風・制作背景作者によれば、元々女性向けに書く予定だった『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』が男性向けレーベルであるアース・スターノベルから出版の声を貰ったことで、男性向けを意識した形に変更することになった経緯から、女性向けも書きたいと思って書き始めたのが本作であった。フィーア・ルードが「聖女で、どちらかというと好かれる立場のキャラクター」であったことから、その正反対である「嫌われポジションの悪役令嬢」を書こうと思い立ったのが始まりであるとのこと[10]。 本作の特徴の一つとして「ファンタジー色が強い」という点がある。これについて作者は自身がファンタジー好きであることが起因しているのではないかと話しており、執筆しているといつの間にかファンタジー側にギアを入れていることが多いとのこと[10]。 既刊一覧小説
漫画
脚注
参考文献
外部リンク
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