徳島県立徳島北高等学校
徳島県立徳島北高等学校(とくしまけんりつとくしまきたこうとうがっこう、英称:Tokushimakita Senior High School)は徳島県徳島市応神町吉成を住所とする(実際には創設時に飛び地設定)県立高等学校である。 地元では、略して北高(きたこう)、徳北(とくきた)という名前で呼ばれている。また、正式名称が決まる前は川北高校(かわきたこうこう)とも呼ばれていた。 概要徳島市の旧総合選抜6校の1つであった。1996年11月1日に設立、学生の入学は翌年の1997年4月であるため第1期生は1997年入学となる。 2003年から2005年までの3年間、スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール (SELHi)に指定されていた。また、2006年度から国際英語科(後述)が設置されている。 校地JR高徳線の東側に隣接するように立地しており、北門はJR勝瑞駅から200mの場所にある。校地の大部分は北島町、北門付近及びテニスコートは藍住町である。学校の住所が徳島市に設定されているだけで徳島市の土地は校門を含め無い(前述の通り本校は旧総合選抜校であったため住所を飛び地で徳島市とする必要があった、校門のみ徳島市部分にあるという噂は誤り)。 校舎概要主に、4つの建物群からなる(すべて繋がっている)。校地の西端に南北に建っているのがガラスのストリートが南北に走る特別教室棟であり、このガラスのストリートから東北東へと連なる3つの校舎(北側から順に、北校舎、中校舎、管理棟)で1つの校舎が構成される。また、3つの校舎東端にも特別教室がまとめられている。 特別教室棟 ガラスのストリート 1F 食堂、自動販売機、駐輪場 2F CAI教室、LL教室、外国語資料室、音楽室、書道教室、美術教室、視聴覚室、放送室、図書室 管理棟 1F 事務室、校長室、会議室、大会議室、応接室 2F 職員室、印刷室、電算室、人権教育室、生徒指導室、就職指導室、進路ガイダンス室 東端 1F 調理実習室、家庭科準備室、総合実習室、保健室 2F 生物教室、生物準備室、物理教室、物理準備室、礼法室、職員休養室 3F 地学教室、地学準備室、化学教室、化学準備室、大講義室 創立記念日本校は11月1日を創立記念日としているが、学校が特別休業になることはない。 校章とシンボルマーク本校には、校章とは別にシンボルマークがある。制服や、各部のユニフォームなどにみられるのだが、校章よりもシンボルマークを押し出しており、シンボルマークが準校章化している。 校章
徳島平野を豊かに流れる吉野川を基本として、北の空にきらめく星と校地に林立する楠の葉を組み合わせ、中央に「高」の字を配したものである。吉野川の悠久の流れは、時代を超えて真なるものを探求していこうとする強い意思を示し、常緑の楠の葉は、個性の伸長を図り、想像力豊かな人間を育成するという本校の願いを象徴している。また、さん然と輝く星は、徳島北高校を意味するとともに国際化に対応して未来に向けて発展していく学校の姿を表している。
シンボルマーク本校には前述の校章のほかに、シンボルマークが制定されている。
徳島北高校を表す漢字の「北」とアルファベットの「N(northの頭文字)」をイメージで合体させたものである。これは、校章を制定する過程で、数案に絞り込まれた図案のうちの一部分が高い評価を得たため、シンボルマークとして独立させたものである。アルファベットの筆記体に、漢字の力強いストロークとはねがよく馴染み、本校のめざす校風であるはつらつとした躍動感をよく表現している。
めざす校風
沿革
設置課程普通科1年次は共通クラス、2年次から人文コース、理数コース、外国語コース(平成23年度まで)の3つのコースを設けている。 国際英語科英語学習に重点をおき、様々な英語専門科目、学校設定科目を用意している。1年次は共通クラス、2年次からヒューマニティコース(文科系)とサイエンスコース(理科系)に分かれて学習する。
英語学習代表的な取り組みとして、以下のものがある。 国際英語科の設置2006年度から設置された国際英語科では、「英語」の授業科目が最大12種類ある。
海外留学・ホームステイ留学
ニュージーランドの国立大学でホームステイをしながら2週間実践的に英語を学ぶ。
JFIF交換留学の特別推薦校であるため、アメリカ、カナダ、イギリスへの長期留学が可能である。 独自の学校行事
実用英語技能検定(英検)とTOEIC(国際英検)
「TOEIC IPテスト」を実施している。 部活動運動部
全国高等学校サッカー選手権大会 出場1回(第96回)
文化部
学校行事
アクセス出身者参考文献・出典・引用元
関連項目脚注外部リンク |
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