彩雲堂
彩雲堂(さいうんどう)は、島根県松江市天神町に本店のある和菓子店。 概要松江を代表する銘菓「若草」で知られる老舗和菓子店[1]。若草は松江藩7代目藩主・松平治郷が考案した和菓子で、彩雲堂の初代・山口善右衛門によって復刻され現在に伝えられている[1]。松平治郷は茶人として名高く、若草・山川(風流堂が復刻)・菜種の里(三英堂が製法を受け継ぐ)の3つの和菓子は、松平治郷の号「不味(ふまい)」にちなんで「不昧公三大銘菓」とも呼ばれる[2]。 1874年(明治7年)創業。1950年(昭和25年)10月16日に法人化。1955年(昭和30年)からは洋菓子の製造も行っており、2008年(平成20年)9月には焼き菓子を中心とした洋菓子ブランド「彩雲堂ファミーユ」を設立した[3]。2015年(平成27年)11月19日には出雲大社の平成の大遷宮に合わせて、自家製の餡を使用したあんぱんなどを販売する「神門通りAel」をオープンした。 全国和菓子協会の和菓子職人の認定制度である「選・和菓子職」の優秀和菓子職部門に、2018年時点で4人の従業員が認定されている[4]。 商品
店舗
脚注
外部リンク
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